『トギオ』を読んだ。
第8回『このミステリーがすごい!』大賞作品ということで、第4回大賞作品『チーム・バチスタの栄光』のようなエンターテインメント性の高い作品を期待していたら、裏切られた。
このミス大賞作品だけれどミステリー要素はないし、惹句は大袈裟だと思う。
ただ、視点を変えて読んだら、魅力的なところがあると思う。
一気に読める牽引力のようなものはある。
大賞作品という肩書きで割を食っているという気がする。
大賞というと王道的作品を期待するけれど、これはニッチだと思う。
第8回『このミステリーがすごい!』大賞作品ということで、第4回大賞作品『チーム・バチスタの栄光』のようなエンターテインメント性の高い作品を期待していたら、裏切られた。
このミス大賞作品だけれどミステリー要素はないし、惹句は大袈裟だと思う。
「ブレードランナー」の独創的近未来、「AKIRA」の疾走感、「時計じかけのオレンジ」の暴力。独創的なSFでもなければ、大したアクションがあるわけでもないし、暴力の描写も淡々としている。
ただ、視点を変えて読んだら、魅力的なところがあると思う。
一気に読める牽引力のようなものはある。
大賞作品という肩書きで割を食っているという気がする。
大賞というと王道的作品を期待するけれど、これはニッチだと思う。