『すごい会議』を読んだ。
本書のテーマは、本文中の言葉を使えば「マネジメント・コーチング」。
自分の理解では、「コーチング」より「ファシリテーション」に近い。
つまり、『コーチング入門』(感想)よりは『ファシリテーション入門』(感想)に内容が似ている。
そう感じるのは、自分の中での整理が『コーチング入門』の「あとがきに代えて」にある以下の記述を踏襲しているからだと思う。
つまり学習者の主体的な学習を、側面からサポートする指導者の役割として、集団の中ではファシリテーティング、個別の場面ではコーチングが大切であるという概念整理ができたことが、私にとって最大の収穫でした。
会議の進行は集団の中での役割だ。
もっともコーチングが常に一対一とは限らないことが示唆するように、両者は連続していると思う。
ところで、本書の特徴はその構成にあると思う。
全部で約150ページで、そのうち約50ページを付録が占める。
本編では、コーチング・マネジメントの威力をストーリー仕立てで語っている。
付録では、会議の進め方とワークシートを提供している。
付録が約3分の1を占めることには、違和感を覚えるけれど、合理的な構成だと思う。
本編には細かい説明が少ないから、ストーリーがテンポよく進む。
反対に付録は修飾的な語が少なく、リファレンスに徹している。
中身がスカスカだと思うのは、自分が本を読む方だからだろう。
これくらいの分量の方が、本を読む習慣がない人にも受け入れられるのだろうな、と思う。
本書のテーマは、本文中の言葉を使えば「マネジメント・コーチング」。
自分の理解では、「コーチング」より「ファシリテーション」に近い。
つまり、『コーチング入門』(感想)よりは『ファシリテーション入門』(感想)に内容が似ている。
そう感じるのは、自分の中での整理が『コーチング入門』の「あとがきに代えて」にある以下の記述を踏襲しているからだと思う。
つまり学習者の主体的な学習を、側面からサポートする指導者の役割として、集団の中ではファシリテーティング、個別の場面ではコーチングが大切であるという概念整理ができたことが、私にとって最大の収穫でした。
会議の進行は集団の中での役割だ。
もっともコーチングが常に一対一とは限らないことが示唆するように、両者は連続していると思う。
ところで、本書の特徴はその構成にあると思う。
全部で約150ページで、そのうち約50ページを付録が占める。
本編では、コーチング・マネジメントの威力をストーリー仕立てで語っている。
付録では、会議の進め方とワークシートを提供している。
付録が約3分の1を占めることには、違和感を覚えるけれど、合理的な構成だと思う。
本編には細かい説明が少ないから、ストーリーがテンポよく進む。
反対に付録は修飾的な語が少なく、リファレンスに徹している。
中身がスカスカだと思うのは、自分が本を読む方だからだろう。
これくらいの分量の方が、本を読む習慣がない人にも受け入れられるのだろうな、と思う。