『六人の赤ずきんは今夜食べられる』を読んだ。人狼ゲームを連想したけれど、童話『赤ずきん』をモチーフにしたダークファンタジーだった。
童話ではおばあさんのフリをしていたオオカミが、この物語では6人の赤ずきんに紛れ込んでいる。
そのしつこさ。執念深さ。執拗さ。姿を表して謎が明らかになると、より恐ろしくなるというオマケ付き! しっぽの先まであんこギッシリの鯛焼きのように最後まで楽しめる。
オオカミだけでなく、赤ずきんイチゴずきんやリンゴずきんと呼ばれて固有名詞が排されているところも、雰囲気が出ていてよかった。
物語は主人公の一人称視点で進むけれど、三人称視点でずきんみんなのパートがある形でもおもしろそう。書くの大変そうだけれど。
童話ではおばあさんのフリをしていたオオカミが、この物語では6人の赤ずきんに紛れ込んでいる。
そのしつこさ。執念深さ。執拗さ。姿を表して謎が明らかになると、より恐ろしくなるというオマケ付き! しっぽの先まであんこギッシリの鯛焼きのように最後まで楽しめる。
オオカミだけでなく、赤ずきんイチゴずきんやリンゴずきんと呼ばれて固有名詞が排されているところも、雰囲気が出ていてよかった。
物語は主人公の一人称視点で進むけれど、三人称視点でずきんみんなのパートがある形でもおもしろそう。書くの大変そうだけれど。