『ボーパルバニー』、『〃2』を読んだ。
タイトルはゲーム「Wizardry」に登場する同名のモンスターに由来する(それはさらに"Monty Python The Holy Grail"に着想を得ているようだ [1])。
ピカレスク小説に近い印象。つまり、登場人物は例外なくロクデナシで、物語は血に塗れている。ロックのいない〈ブラック・ラグーン〉シリーズと言ったところ。
いつ誰が誰に殺されてもおかしくないスリルと、各人の思惑が交錯し誰の願いも叶わない破滅へと突き進む屈折したロマンが堪能できる。
表紙に描かれたバニーガールの可憐さにダマされてはいけない (手放しで薦められる小説ではないので、そう言っておく)。
タイトルはゲーム「Wizardry」に登場する同名のモンスターに由来する(それはさらに"Monty Python The Holy Grail"に着想を得ているようだ [1])。
ピカレスク小説に近い印象。つまり、登場人物は例外なくロクデナシで、物語は血に塗れている。ロックのいない〈ブラック・ラグーン〉シリーズと言ったところ。
いつ誰が誰に殺されてもおかしくないスリルと、各人の思惑が交錯し誰の願いも叶わない破滅へと突き進む屈折したロマンが堪能できる。
表紙に描かれたバニーガールの可憐さにダマされてはいけない (手放しで薦められる小説ではないので、そう言っておく)。