『極北ラプソディ』を読んだ。本作は『極北クレイマー』の続編。
テーマの一つは医療と金。治療費の踏み倒しについて、議論されていたりする。踏み倒されるからといって税金として予め集めてしまって、自己負担を減らすとモラル・ハザードに繋がるし、難しそうな問題。
モラル・ハザードと言えば、救急車をタクシー代わりに使うのを止めて欲しいというポスターを思い出す。総務省消防庁が作った『救急車利用マニュアル』によると、2000年から2010年にかけて、人口はほぼ横ばい(1億2693万 → 1億2719万人)なのに救急車の出動件数は約30%増えている(418.4万 → 546.3万件)。救急車が必要になる事故・急病は、こんなには増えていないだろうなぁ。
この作品ではより早く患者を治療するためにドクターヘリが活躍しているけれど、現実には大したことのない理由で呼ばれたせいで必要な時に行くべき所に行けなかった救急車がいるのだろうなぁ、と想像すると気が滅入る。
テーマの一つは医療と金。治療費の踏み倒しについて、議論されていたりする。踏み倒されるからといって税金として予め集めてしまって、自己負担を減らすとモラル・ハザードに繋がるし、難しそうな問題。
モラル・ハザードと言えば、救急車をタクシー代わりに使うのを止めて欲しいというポスターを思い出す。総務省消防庁が作った『救急車利用マニュアル』によると、2000年から2010年にかけて、人口はほぼ横ばい(1億2693万 → 1億2719万人)なのに救急車の出動件数は約30%増えている(418.4万 → 546.3万件)。救急車が必要になる事故・急病は、こんなには増えていないだろうなぁ。
この作品ではより早く患者を治療するためにドクターヘリが活躍しているけれど、現実には大したことのない理由で呼ばれたせいで必要な時に行くべき所に行けなかった救急車がいるのだろうなぁ、と想像すると気が滅入る。