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消耗するところが想像できない

エクスペンダブルズ2 [Blu-ray]
「『エクスペンダブルズ2 (原題 "Expendables 2")』を観たよ」

「今回も出演陣が豪華ですね」

「チャック・ノリスまで登場!! 時折ネタを見かけて知っているくらいだったけれど、ついに映画で観られたよ」

「双司君が見かけたネタというのは、きっとチャック・ノリス・ファクトですね」

「こんなに沢山あるのか。あ、これ面白いな」
Chuck Norris once threw a hand grenade and killed 50 people.......then it exploded.
(チャック・ノリスは、かつて手榴弾を投げ、50人を殺害した.......その後(手榴弾が)爆発した)
チャック・ノリス・ファクト - Wikipedia
「手榴弾である必要が全くないですよね?」

「こまけぇこと訊くんじゃねえよ!!」

「確かに全編そんなノリですが……」

「あー、スッキリした」

「ところで3も計画されているみたいですね」

「らしいね。スティーブン・セガール出ないかなぁ。ニャル子曰く地球最強の (『這いよれ! ニャル子さん3』参照)」

「猟銃を持った農家(戦闘力5)の4600倍以上らしいですね」

「真尋が操っている邪神(ニャル子)の身体より強いという」

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北へ - ゴールデンカムイ 16

『ゴールデンカムイ 15』、『〃 16』を読んだ。16巻を読み始めてから、15巻を買ったものの読んでいなかったことに気がつく。Kindle版の予約注文ではままあること。 15巻は「スチェンカ・ナ・スチェンク」、「バーニャ(ロシア式蒸し風呂)」と男臭いことこのうえなし。軽くWebで調べてみたところ、スチェンカ・ナ・スチェンク (Стенка на стенку) はロシアの祭事マースレニツァで行われる行事のようだ[1]。それなりになじみ深いものらしく、この行事をタイトルに据えたフォークメタルStenka Na StenkuのMVが見つかった。 16巻では杉元一行は巡業中のサーカスに参加することになる。杉元と鯉登の維持の張り合いが、見ていて微笑ましい。鯉登は目的を見失っているようだが、杉元もスチェンカで我を失っていたので、どっこいどっこいか。なお、サーカス/大道芸を通じた日露のつながりは、実際にもこのような形だったようだ[2]。 個々のエピソードから視線を上げて、全体の構図を眺めてみると、各勢力がすっかり入り乱れている。アシㇼパは尾形、キロランケ、白石とともにアチャの足跡を辿り、そのあとを鶴見のもとで家永の治療を受けた杉元が鯉登、月島を追っている。今更だけれど、杉元やアシㇼパは、第七師団と完全に利害が衝突していると考えていないはずだった。一方で、土方一味も入墨人皮を継続。むしろ彼らの方が第七師団との対立が深刻だろう。さらに北上するキロランケはまた別の目的で動いているようだけれど、なんで尾形も一緒なんだっけ? 『進撃の巨人』に引き続き、これもそろそろ読み返す時期か。 [1] 5つの暴力的な伝統:スラヴ戦士のようにマースレニツァを祝おう - ロシア・ビヨンド [2] ボリショイサーカスの源流は、ロシアに渡った幕末日本の大道芸人たちにあった 脈々と息づく「クールジャパン」 | ハフポスト

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