「『連射王〈下〉』を読んだよ。〈上〉を読んでから、約半月。いいインターバルだった」
「面白かったですか?」
「うん、ゲームにのめり込む感覚を久し振りに思い出した。欲を言えば、ラストのさらにその先を見たかったけれど、あとがきを読んで納得。これはこれで美しい」
「久し振りに友達と遊べるのが楽しみで、それまでに装備をな」
「力の入れようが、普段のローテンションからは想像できません」
「考えてみると、『連射王』の竹さんとは違う形でみんなで遊び続けられるようにしていたいのかも。整えた装備、サポート用の麻痺属性スラッシュアックス・ギガゲイルアズライトだし」
「双司君、討伐速度を上げてクエストを沢山こなそうとはあんまりしないですよね」
「作業的に討伐して報酬だけに一喜一憂するより、楽しくゲームできた方がいいなぁって。そういう意味では〈本気〉ではないよなぁ、と」