『グラフィックスのためのRプログラミング ggplot2入門』を読んだ。
本書はRパッケージの一つggplot2についての解説。ggplot2というのは、グラフを描くためのパッケージで、基本グラフィクスより綺麗に描ける。
内容は包括的。サンプルコードを通した使い方から、背後にある設計思想 "The Grammar of Graphics (グラフィックスの文法)" の概説から、データの整形のような実用上のコツまで、幅広くカバーしている。
章構成は、第1章が導入、第2章がqplot関数を使った簡易なプロット。ここからが本番で、第3章が文法、第4, 第5章がggplot関数を使った実践と続く。第6, 7, 8章は応用編で、主にグラフの構成要素を調整する方法について書かれている。最後の第9, 10章は実用上のポイントとして、それぞれデータの整形と繰り返しの避け方について触れられている。
ggplot2自体の解説はもちろん、いざやろうとすると既存のデータをggplotに渡せるように加工する段でハマッたり、データ更新の度に大量のグラフを作り直さなくちゃならなくて大変な思いをしたりするので、9,10章の内容まで含まれているのがありがたい。
気になったのは、カラーに関する章のグラフが白黒印刷なこと。色が異なるはずのグラフが並んでいるんだけれど、紙面ではどうなっているかよく分からないときがある。サンプルコードを実行させれば分かるのだけれど、もっぱら電車の中で読んでいるので、できればカラーにして欲しかった(それはそれで値段が上がるか。ただでさえ高いのに)。
本書はRパッケージの一つggplot2についての解説。ggplot2というのは、グラフを描くためのパッケージで、基本グラフィクスより綺麗に描ける。
内容は包括的。サンプルコードを通した使い方から、背後にある設計思想 "The Grammar of Graphics (グラフィックスの文法)" の概説から、データの整形のような実用上のコツまで、幅広くカバーしている。
章構成は、第1章が導入、第2章がqplot関数を使った簡易なプロット。ここからが本番で、第3章が文法、第4, 第5章がggplot関数を使った実践と続く。第6, 7, 8章は応用編で、主にグラフの構成要素を調整する方法について書かれている。最後の第9, 10章は実用上のポイントとして、それぞれデータの整形と繰り返しの避け方について触れられている。
ggplot2自体の解説はもちろん、いざやろうとすると既存のデータをggplotに渡せるように加工する段でハマッたり、データ更新の度に大量のグラフを作り直さなくちゃならなくて大変な思いをしたりするので、9,10章の内容まで含まれているのがありがたい。
気になったのは、カラーに関する章のグラフが白黒印刷なこと。色が異なるはずのグラフが並んでいるんだけれど、紙面ではどうなっているかよく分からないときがある。サンプルコードを実行させれば分かるのだけれど、もっぱら電車の中で読んでいるので、できればカラーにして欲しかった(それはそれで値段が上がるか。ただでさえ高いのに)。