「『ONE PIECE 66』を読んだよ。これで魚人島編が完結」
「どうでした?」
「うーん、気になったところが3つ。まず、あるシーンで名乗りを挙げたのがしらほし姫とジンベエだけだったというのが、悲しい。次に、トラブルになると分かっていたのに宴にお菓子が出されてしまったこと。最後に、”麦わらの一味”に譲った宝物の中のあるものに対するネプチューン達の無責任な対応」
「最後のはともかくとして、最初のは、しらほし姫に続こうとした気配もなきにしもあらずじゃないですか? 次のはもともと必要だった量には達していなかったので、いずれにせよトラブルになることは分かっていて、だったら”麦わらの一味”に、という判断だった可能性もあるかと」
「確かに、最初に声を挙げるとしたらその二人だし、全員が声を挙げても意味が無いしテンポも悪いもんなぁ。次のも、よく読んでみると「そこまで…」って魚人島の人が言っているから、いかにもありそう。最後のはともかくとして」
「最後のはどうにもならないので、話を変えましょう」
「そうだね。そうそう、本巻で海軍の状況が大分明らかになってたよ。次の元帥とか。でも、対峙するのは随分先の話になるんだろうなぁ」
「そうでしょうねぇ」
「次の舞台はパンクハザード。まだ上陸したばかりで、状況はほとんど不明。早く続き出ないかなぁ」