津田大介さんの『動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか』を読んだ。
ソーシャルメディアは、声が届く範囲をずっと広く、声が届いた相手をずっとよく見えるようにしてくれる。でも、それだけじゃ、人は動かない。
自分の理解を手短にまとめると、こういう話だったと思う。
ソーシャルメディアに限らず、コンピュータは個人ができることを飛躍的に拡大した。それでも、世界を変えるには人を動かす必要がある。
だから、本書には、デモに人を呼ぶためだったり寄付や投資を集めるためのマイクロペイメントの話だったりが出てくる。これらを通じて人が動いていくことが、世界を変えていくことに繋がっていくんだろうな、と思う。
抽象的に言うと、人を動かす工夫というのは、抽象的なレベルを下げずに敷居を下げることじゃないのかな? 本書で紹介されている事例や収録されている対談を読んでいて、ふとそんなことを思った。
以下は、読みながらツイートした感想。このエントリィはこれをベースに書いてみた。
ソーシャルメディアは、声が届く範囲をずっと広く、声が届いた相手をずっとよく見えるようにしてくれる。でも、それだけじゃ、人は動かない。
自分の理解を手短にまとめると、こういう話だったと思う。
ソーシャルメディアに限らず、コンピュータは個人ができることを飛躍的に拡大した。それでも、世界を変えるには人を動かす必要がある。
だから、本書には、デモに人を呼ぶためだったり寄付や投資を集めるためのマイクロペイメントの話だったりが出てくる。これらを通じて人が動いていくことが、世界を変えていくことに繋がっていくんだろうな、と思う。
抽象的に言うと、人を動かす工夫というのは、抽象的なレベルを下げずに敷居を下げることじゃないのかな? 本書で紹介されている事例や収録されている対談を読んでいて、ふとそんなことを思った。
以下は、読みながらツイートした感想。このエントリィはこれをベースに書いてみた。
- 2012/05/03
- 津田大介さんの『動員の革命』を読み始めた。第1章を読み終えた。二人目を見つけるにはどうしたらいいのかな? 母集団を増やすというのはすぐ思いつく。 posted at 15:09:22
- 2012/05/08
- 『動員の革命』、第1章対話編『ソーシャルメディアで世界は変わったか』まで読み終えた。世界各地で起きたデモの話から、日本のデモの話へ。フジテレビに対する講義の話が、何となく感じていたことが整理されていてスッキリした。 posted at 10:04:13
- 『動員の革命』第1章対話編の感想もう一つ。デモの成熟と言えば、もんじゅくんがデモに参加したことを思い出す。はじめて面白いデモだな、と思った。 posted at 10:04:14
- 『動員の革命』、第2章まで読んだ。便利なものが世の中を変えていくというのは、その通りだよなぁ、と。 posted at 22:07:06
- 2012/05/11
- 『動員の革命』第2章対話編まで読んだ。RTで流れてきていた、わら人形の話がここで登場。スルーするでなく、受けるけれど気にしないって、難しそうに思うけれど、そうでもないのかな。 posted at 00:12:26
- 『動員の革命』第3章まで読んだ。テレビ局って、ニコニコ動画やUstreamって並列に比較できるのかな? サイマルがあるから、優劣つける必要もないか。 posted at 10:05:21
- 2012/05/14
- 『動員の革命』第4章まで読み終えた。マイクロペイメントの話。SoftBankとPayPalが連携を発表したばかりなので、これからこうなっていったらいいな、と思う。 posted at 09:58:39
- 『動員の革命』第4章対話編まで読み終えた。「orepon」が「得手に帆を揚げる」のに格好の場に見える。 posted at 09:58:42
- 『動員の革命』おわりにまで読み終えた。ネットに置かれるのが、ストック情報からフロー情報に変わったというのは、よく感じる。今は混在しているけれど、整理されていくといいな、と思う。 posted at 09:58:44
- 『動員の革命』最後の特別鼎談まで読み終えた。ここもデモの話が主。あんまりマジメに過ぎると人が集まらないというのは、その通りだろうなぁ、と思う。 posted at 09:58:45