『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』を読んだ。
本書は短篇連作形式の作品で、次の4話+プロローグ、エピローグから構成されている。
自分は物としての本にそんなに執着はないけれど、それでも古書にまつわるウンチクが面白い。
ただ、丁寧な分、アクロバットはないので、ミステリィとして読むと少し物足りない。
ミステリィ方向に突き詰めると一見さんお断りになるので、広く読んで貰おうとしたらこれくらいの方がいいのかも。
ところで、サブタイトルが、『しずるさんと偏屈な死者たち』を思い出させる。
「○○さんと△△な□□たち」という構文が共通。
ヒロインの役割が安楽椅子探偵という点も共通している。
本書は短篇連作形式の作品で、次の4話+プロローグ、エピローグから構成されている。
- 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)
- 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
- ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)
- 太宰治『晩年』(砂子屋書房)
自分は物としての本にそんなに執着はないけれど、それでも古書にまつわるウンチクが面白い。
ただ、丁寧な分、アクロバットはないので、ミステリィとして読むと少し物足りない。
ミステリィ方向に突き詰めると一見さんお断りになるので、広く読んで貰おうとしたらこれくらいの方がいいのかも。
ところで、サブタイトルが、『しずるさんと偏屈な死者たち』を思い出させる。
「○○さんと△△な□□たち」という構文が共通。
ヒロインの役割が安楽椅子探偵という点も共通している。