『ダンタリアンの書架2』、『ダンタリアンの書架3』を読んだ。
ちょっとずつ展開がダイナミックになってきて、楽しくなってきた。
ところで、3巻第5話に出てくる次のセリフ。
見覚えがあると思ったら、先日読んだ『古書の来歴』(感想)のエピグラフだった。
だから、そうした書物を焼くことを延長すれば、人を焼くことに至るのだろうな、と思う。
ちょっとずつ展開がダイナミックになってきて、楽しくなってきた。
ところで、3巻第5話に出てくる次のセリフ。
見覚えがあると思ったら、先日読んだ『古書の来歴』(感想)のエピグラフだった。
「だがな”本を焼くものは、やがて人間をも焼くようになる”……俺たちの国の詩人の言葉だ。覚えておけよ。てめえがただの殺人鬼に墜ちる日を、楽しみに……待ってる……ぜ」エピグラフは、こうだ。
書物が焼かれるところでは最後には人も焼かれる書物には、人の感情・思考を託せる。
――ハインリッヒ・ハイネ
だから、そうした書物を焼くことを延長すれば、人を焼くことに至るのだろうな、と思う。