2012/02/16

執事の出自

Jenkins実践入門 ~ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)『Jenkins入門』を読んだ。

Jenkinsは継続的インテグレーション (CI) を実現するためのツールの一つ。本書は、Jenkinsの入門であって、CIの入門ではないから、CI自体への動機付けがやや手薄。『継続的インテグレーション入門』(感想) を読んでいなかったら、「どうしてこんな手間をかけているの?」なんて思ったかもしれない。

一方で、Jenkinsの使い方については、網羅的にまとまっているように感じる。全体像を把握できていないから、あくまで想像でしかないけれど、インストイールから、メジャーどころであろうプラグインの導入までカバーされている。それから、Columnとして記載されている細かいTIPSも嬉しい。この手の情報は、ネット上には断片的に散らばっていて、探すのが大変なことが多い。

これでJenkinsで何ができるかおおよそのところは把握できたと思うのだけれど、ちょっと凝ったことをしようと思ったら、Jenkinsが呼び出すツールについてもう少し学ぶ必要がありそう。Subversionはもう使っているから大丈夫そうだけれど、ビルドはEclipse任せで自分にとってブラックボックスだったから、駄目そう。

ともあれ、多少は前進かな?

2012/02/15

パラーパラー

Mylo Xyloto
「Coldplayの"Mylo Xyloto"を衝動買いしてしまった。ダウンロード販売、危険だな。聴きたい!! と思ったその時その場に買えてしまう」

「リッピングの手間もエンコードの手間もかからないから、ダウンロードが終わったらすぐ聴けますしね」

「しかも安い。輸入盤に毛が生えたくらいの値段で、日本盤ボーナストラックまで買えてしまった」

「ところで、アルバムはどうですか? その話がいまだに出てきてませんよ」

「ビックリするくらいすんなり聴けてビックリした」

「くらいじゃなくて結局ビックリしたんじゃないですか」

「それだけ作り込まれているんだろうな、と思う。大抵は濃淡があってどこかでひっかかるところろがあるものだけれど、それが見当たらない」

「それを詰まらないと思う人もいるかもしれませんね」

「そう思うときもある。でも、気分の問題だよ、聴くときのさ」

「あ、YoutubeでParadiseのPV見つけました」

「アルバム発売に先駆けて先行公開されていたヤツか」


「着ぐるみが可愛いですね」

「中の人などいない、そう思っていた時期が俺にもありました」

せいくらべ

「何かと比べたがる人っているよね」

「いらっしゃいますね」

「近くにいるから高く見えているだけで、遠くにあるものの方が高いかもしれないのに」

「高いけれど崩れつつある一方で、低い方が伸び盛りかもしれませんしね」

「そもそも高いことがいいことなんだったっけ? 速い方がいいかもしれないよ?」

「それこそ比べようがないじゃありませんか」

「それなのに白黒ハッキリさせないと気が済みそうにない人もいる。ハッキリ言えるのは、ハッキリ言えることはないというくらいの状況でも」

「グレーゾーンですね」

「そうだね。そうではある。けれど、ハッキリしないことをグレーに喩えること自体、直線的な比較を含意しているよな」

「そう言えば、明るさのパラメータ1つで決まってしまいますね。じゃあ、玉虫色にしましょうか」

「構造色らしいね。角度によって光の干渉パターンが異なるから、違う色が見える」

2012/02/11

ハッカーと!

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち『ハッカーと画家』を読んだ。本書はハッカーによるエッセイ集。

こんな事が書かれていて、自分が書いているものにどれだけの意味があるのか? と思う。
たぶん最も優秀な5%のプログラマが、世の中の良いソフトウェアの99%を書いているんじゃないだろうか。
一方で、書く速さも書いたソフトウェアの良さも、優秀な人はずば抜けているだろうから、そんなものか、とも思う。

終始こんな調子なので耳が痛いことが多い。でも、それは裏返せば自分がそうしたいと思っていること。特に、脚注にあった次の一言。
 2つの選択肢がある場合、難しい方を選べ。
「難しいこと」、「嫌なこと」は、「すべきでないこと」じゃない。むしろ、「やった方がよいこと」である場合が多い。これらをしないのは、易きに流されているに等しい。

これらを避けるんじゃなくて、簡単にしたり、楽しくしたりすることを選ぶようにしたい。そうすれば、選択肢が楽しいものばかりになる。