『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読んだ。
本書は、『チーム・バチスタの栄光』、『ナイチンゲールの沈黙』に続く田口&白鳥シリーズ第3弾。
果たして、病院は警察署や消防署と同じ公共財だろうか。
自分は、異なると思う。
警察署が犯罪を減らせば、フリーライダーが犯罪に遭う可能性は小さくなる。
消防署が火災を減らせば、フリーライダーが延焼に遭う可能性が小さくなる。
しかし、病院がいくら怪我や病気を治しても、フリーライダーが怪我をする可能性や病気に罹る可能性は、小さくならない。
怪我をする可能性を小さくするのは主に安全学だし、病気に罹る可能性を小さくするのは主に衛生学だからだ。
また、医療費を安くすればするほど、些細なことで病院にかかる人が増える。
どうにかうまくインセンティヴを設計できないかなぁ、と時々思う。
本書は、『チーム・バチスタの栄光』、『ナイチンゲールの沈黙』に続く田口&白鳥シリーズ第3弾。
果たして、病院は警察署や消防署と同じ公共財だろうか。
自分は、異なると思う。
警察署が犯罪を減らせば、フリーライダーが犯罪に遭う可能性は小さくなる。
消防署が火災を減らせば、フリーライダーが延焼に遭う可能性が小さくなる。
しかし、病院がいくら怪我や病気を治しても、フリーライダーが怪我をする可能性や病気に罹る可能性は、小さくならない。
怪我をする可能性を小さくするのは主に安全学だし、病気に罹る可能性を小さくするのは主に衛生学だからだ。
また、医療費を安くすればするほど、些細なことで病院にかかる人が増える。
どうにかうまくインセンティヴを設計できないかなぁ、と時々思う。