『龍盤七朝 ケルベロス 壱』を読んだ。
ざっくり言えば、強大な敵を協力して打ち倒そう、という物語。
こうやってまとめてしまうと、新鮮味はないけれど、敵も味方も一筋縄ではいかない。
敵の名は、螺嵓 (ラガン)。
地の文では、繰り返し「怪物」と形容されている。
この螺嵓が強大過ぎる。強大さにも程がある。
鎧袖一触という形容さえ生温い。
触れなくても側にいるだけで死ぬ。
どうやったら倒せるのかと思うけれど、これを倒すのも「怪物」らしい。
三首四眼五臂六脚の怪物らしい。
一見無茶苦茶な数字だけれど、読み終えた今は得心がいっている。
ただ、こちらの怪物はまだ本領を発揮していない。
タイトルに「壱」とあることから分かるとおり、本書はまだ序章。
八面六臂の活躍をするのはこれからだろう(三首五臂だけれど)。
このように敵も味方も規格外だけれど、最初にざっくりまとめた物語の構図自体は壊れていない。
ただ、敵が敵なだけに、協力してどういう風になるのか。
どういう風になれば匹敵できるのか。
そして、匹敵できるようになることが、良いことなのか。
「弐」が出るのが楽しみ。
ざっくり言えば、強大な敵を協力して打ち倒そう、という物語。
こうやってまとめてしまうと、新鮮味はないけれど、敵も味方も一筋縄ではいかない。
敵の名は、螺嵓 (ラガン)。
地の文では、繰り返し「怪物」と形容されている。
この螺嵓が強大過ぎる。強大さにも程がある。
鎧袖一触という形容さえ生温い。
触れなくても側にいるだけで死ぬ。
どうやったら倒せるのかと思うけれど、これを倒すのも「怪物」らしい。
三首四眼五臂六脚の怪物らしい。
一見無茶苦茶な数字だけれど、読み終えた今は得心がいっている。
ただ、こちらの怪物はまだ本領を発揮していない。
タイトルに「壱」とあることから分かるとおり、本書はまだ序章。
八面六臂の活躍をするのはこれからだろう(三首五臂だけれど)。
このように敵も味方も規格外だけれど、最初にざっくりまとめた物語の構図自体は壊れていない。
ただ、敵が敵なだけに、協力してどういう風になるのか。
どういう風になれば匹敵できるのか。
そして、匹敵できるようになることが、良いことなのか。
「弐」が出るのが楽しみ。