『毒味師イレーナ』を読んだ。スタディ三部作の一作目。シリーズ名の由来は原題が"... study"で統一されていること。ちなみに本書の原題は"Poison Study"。
毒味師となると、権力者の傍らに立つことになる。だから、イレーナは薄幸な女性で、政略的な権謀術数に翻弄される物語だろうと想像していた。けれど、いい意味で期待を裏切られた。
彼女は、薄幸なのは間違いないけれど、現状を打破しようとし続けるタフさを備えていた。でも、時に無謀だったりして、その危うさに目が離せない。
次巻は原題"Magic Study"、邦題『イレーナの帰還』。実はもう読み終えている。三部作最終巻"Fire Study"の邦訳が出るのが今から待ち遠しい。
毒味師となると、権力者の傍らに立つことになる。だから、イレーナは薄幸な女性で、政略的な権謀術数に翻弄される物語だろうと想像していた。けれど、いい意味で期待を裏切られた。
彼女は、薄幸なのは間違いないけれど、現状を打破しようとし続けるタフさを備えていた。でも、時に無謀だったりして、その危うさに目が離せない。
次巻は原題"Magic Study"、邦題『イレーナの帰還』。実はもう読み終えている。三部作最終巻"Fire Study"の邦訳が出るのが今から待ち遠しい。