「『日常』の既刊 (1~9) を読んだよ」
「また一気に」
「Kindleで安くてな。電子書籍だから場所も取らないし」
「はいはい」
「しかし、これ〈日常〉って銘打っているけれど、いわゆる〈日常系〉とは一線を画している。こんな日常あってたまるか!!」
「最初に登場する東雲なのさんからして、ロボ女子高生ですしね」
「うん。背中にネジ回し付いているもんな。でも、そのなのが登場人物の中で最も日常的な日々を送っているのが逆説的だ」
「他の方はどんな日々を送っているんですか?」
「うーん、言葉にしにくいんだけれど、何と言うかまぁロックだ」
「便利な言葉ですね」
「何て言うと良いんだろうなぁ。既知の作品で無理矢理例えると、『あずまんが大王』を舞台に『魁!!クロマティ高校』的なネタが繰り広げられる感じ」