『ブラックアウト』、『オールクリア1・2』を読んだ。タイトルは2種類あるけれど、実態としては上・中・下巻。最後のオールクリアが発売されたのを機に一気読み。
本作は『ドゥームズデイ・ブック』、『犬は勘定に入れません』に続く史学生シリーズの長篇第3弾。短篇も含めると、『ドゥームズディ・ブック』よりさらに前に『見張り』が『わが愛しき娘たちよ』に収録されている。
シリーズ中で自分が読んだのは、『犬は感情に入れません』だけ。というわけで、そのコミカルなノリを期待していたのだけれど、第二次世界大戦下のイギリスが舞台ということもあり、重苦しい話だった。ちょっと調べてみると『犬は感情に入れません』の方が例外だったみたい。
さらに調べてみると、『ドゥームズデイ・ブック』の雰囲気に近いし、『見張り』との繋がりも強いみたい。シリーズを順番に読んでから読んだ方が楽しめたんじゃないか、と少し後悔している。
それでも、先が気になってこの厚さにも関わらずドンドン読まされるのはさすが。そして、きちんと着地させてくれるので、厚さも相まって読み終えたときの満足感も一入(ひとしお)。
ちなみに、この作者の作品はシリーズ外も含めるとこれまでに次の4冊を読んでいる。『ブラックアウト』、『オールクリア1・2』も含めて、自分には『航路』の印象深さが格別。
本作は『ドゥームズデイ・ブック』、『犬は勘定に入れません』に続く史学生シリーズの長篇第3弾。短篇も含めると、『ドゥームズディ・ブック』よりさらに前に『見張り』が『わが愛しき娘たちよ』に収録されている。
シリーズ中で自分が読んだのは、『犬は感情に入れません』だけ。というわけで、そのコミカルなノリを期待していたのだけれど、第二次世界大戦下のイギリスが舞台ということもあり、重苦しい話だった。ちょっと調べてみると『犬は感情に入れません』の方が例外だったみたい。
さらに調べてみると、『ドゥームズデイ・ブック』の雰囲気に近いし、『見張り』との繋がりも強いみたい。シリーズを順番に読んでから読んだ方が楽しめたんじゃないか、と少し後悔している。
それでも、先が気になってこの厚さにも関わらずドンドン読まされるのはさすが。そして、きちんと着地させてくれるので、厚さも相まって読み終えたときの満足感も一入(ひとしお)。
ちなみに、この作者の作品はシリーズ外も含めるとこれまでに次の4冊を読んでいる。『ブラックアウト』、『オールクリア1・2』も含めて、自分には『航路』の印象深さが格別。