「『Presentation Patterns Ver.0.50』を読んだよ。本として販売されているヤツじゃなくて、PDFとして配布されている方」
「本は買わなくても、PDFが公開されているVer. 0.50で十分だったことですか?」
「少なくとも俺にとってはね。そもそもプレゼンはあんまり好きじゃないし」
「ちゃぶ台ひっくり返しましたね。じゃあ、何のために読んだんですか」
「やらなきゃいけないことをなるべく手早くやるために。嫌いなことはとっととすませたい」
「さいですか……」
「プレゼンしなくても広がっていくのが望ましいと思うのは、ナイーヴに過ぎるのかな」
「悪貨が良貨を駆逐してしまうかもしれませんよ!?」
「手厳しいね。ともあれ、好きなことほど得意になって時間がかからなくなる一方で、嫌いなことほど苦手なままで時間を喰ってしまってますます苦手意識を強めてしまっている気がしないでもない。好きなことばっかりずっとやっていたいなー」