『数学文章作法 基礎編』を読んだ。
この本の主題は「読みやすい文章の書き方」。タイトルには「数学文章」とあるけれど、文章一般に応用できる内容だと思う。自分はソフトウェアのマニュアルやチュートリアルを書くのに応用したいと考えている。ただ、例として使われているのが、数学に関する文章だから、「数学の文章題なんて見るのも嫌」なんて人には読みにくそう。
これまで読んできた同じテーマの本と比べて、この本は、ずっと身近に感じられる。200ページ足らずの文庫という薄くて小さいフォーマットだから、簡単に持ち歩ける。語り口も柔らかく、親しみやすい。それでいて、エッセンスは十分に詰まっているように思う。参考文献の『理科系の作文技術』も約250ページの新書とコンパクトだけれど、こちらは論文の執筆を扱っているからか、やや堅い。
これだけ身近だと、このエントリィのようなちょっとした文章を書くときにも、気軽に参照することができる。読みやすい文章を書く癖をつけるためには、学んだことに気をつけながら書くことを繰り返す必要があると考えているのだけれど、よく面倒がって考えなしに書いてしまっていた。そんなケースを減らせそう。
書くときに気をつける回数を増やしていこう。癖になってくれば、そんなには気をつけなくてもできるようになってくるはず。
この本の主題は「読みやすい文章の書き方」。タイトルには「数学文章」とあるけれど、文章一般に応用できる内容だと思う。自分はソフトウェアのマニュアルやチュートリアルを書くのに応用したいと考えている。ただ、例として使われているのが、数学に関する文章だから、「数学の文章題なんて見るのも嫌」なんて人には読みにくそう。
これまで読んできた同じテーマの本と比べて、この本は、ずっと身近に感じられる。200ページ足らずの文庫という薄くて小さいフォーマットだから、簡単に持ち歩ける。語り口も柔らかく、親しみやすい。それでいて、エッセンスは十分に詰まっているように思う。参考文献の『理科系の作文技術』も約250ページの新書とコンパクトだけれど、こちらは論文の執筆を扱っているからか、やや堅い。
これだけ身近だと、このエントリィのようなちょっとした文章を書くときにも、気軽に参照することができる。読みやすい文章を書く癖をつけるためには、学んだことに気をつけながら書くことを繰り返す必要があると考えているのだけれど、よく面倒がって考えなしに書いてしまっていた。そんなケースを減らせそう。
書くときに気をつける回数を増やしていこう。癖になってくれば、そんなには気をつけなくてもできるようになってくるはず。