「『ガオポン!不思議ナゾトキ迷走日記 1~4』を読んだよ」
「古橋秀之さんの作品ですね」
「うん、随分前に月額制サイトに連載されていた作品。今回、色々なところで単品で買えるようになったので、Kindleで買ってみた」
「その他の買えるところなどは、公式ページをご覧下さい」
「主人公はガオこと帆隅かおると、クラポンこと倉本くららの二人」
「二人合わせてガオポンですね」
「ヤンマーじゃないぞ!」
「分かっています」
「ジャンルは〈ちょいミス〉。大きな謎から小さな謎までは扱わないぞ、小さな謎だけだ!」
「引っ張りますね」
「主人公の二人はもちろん、登場人物みんなに癖があって面白かったよ。それに、その癖を誰がとがめるでもないところがいい」
「現実では癖が強いと難癖つけられたりしますよね」
「無くて七癖。そういう難癖つけている方がよほど質が悪いと思うのだけれどねぇ」
「義憤のつもりなんでしょうかね」
「義なんだか偽なんだか擬なんだか」