「『ザ・マペッツ (原題: "The Muppets")』を観たよ」
「どうでした?」
「話は王道なのに、設定はシュール。人間の生活にマペットが入り込んでいたり、〈地図で移動〉できたり。それからメタ発言も出てきたし」
「メタ発言が〈夢の国〉を実現しているディズニー作品で出てくるなんて」
「現実とファンタジーの境界は一つのテーマなのかもね。本作でも、人間のゲイリーとマペッツのウォルターの友情が大きなウェイトを占めていたし」
「『魔法にかけられて』(感想) もそうでしたね。現実のニューヨークとアニメの世界が舞台でした」
「そういう意味だと、本作のマペッツは現実にいるものとして扱われているんだよね。ただ、コミュニティが違うだけで」
「そこが不思議な感じですよね。企業を経営したりもしていますし」
「ところで、カエルのカーミットがかわいい」
「はいはい」