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5月, 2012の投稿を表示しています

Frank, Flat, Fleedom, Random

airplane track by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「 Twilog を眺めていて気がついた。今日でTwitter歴3年だよ!!」 「もうそんなに経つんですか。早いものですね」 「体重の記録もこの調子で続くといいな。まだ記録し始めて5日目だけれど」 「3年も経つ前に目標体重まで減らしてくださいよ」 「ごもっとも」 「それにしてもよく続いていますね」 「ブログに書くほどのことじゃないけれど、ふと思ったことを気軽につぶやけるのが、合っているのだと思う。ちょっとした気持ちや思考の断片を、すぐにフランクに外に出せるから、クリアに気分になれる。それに、例えばmixiのようなSNSと比べて、つながりが緩いところがいい」 「鍵付きのアカウントでなければ、フォローとアンフォローがボタン一つですもんね」 「うん。繋がりがフラット。リクエストを送って承認を貰うという遣り取りに感じるヒエラルキーがない」 「『承認』という響きが、偉そうですよね」 「ね。『オッケーオッケー』って気分と全然マッチしない」 「そこまで軽いのもどうかと思いますよ?」 「それと、フリーダムでランダムな雰囲気がいい。フォロワーしている方から真面目なツイートもしょうもないツイートもタイムラインに流れてくるし、反対に自分が流すこともできる」 「だからと言って不用意なことをツイートして、炎上させないでくださいよ」 「オッケーオッケー」 「かる……」

Secure Care

『体系的に学ぶ安全なWebアプリケーションの作り方』を読んだ。タイトルから分かるとおり、本書のテーマは、Webアプリケーションのセキュリティ。 前々から気にはなっていたけれど、サンプルコードとして使われているPHPは使う機会なさそうだしなぁ、と伸ばし伸ばしにしていたのをようやく。 ITシステムのセキュリティを題材にした小説 『サイバーテロ漂流少女』 を読んで、セキュリティへの興味が強くなってきたところだったので、熱が冷めないうちに一気読み。 サンプルを仮想マシンで動かして動作を確認した方が、間違いなく理解が深まるはずだけれど、読書の時間はもっぱら電車内。手を動かしてから続きを読もうなんて考えて途中で立ち止まったら、そのまま放り出してしまいそうだと思い、読まないよりは読んでおこうと割り切った。 読んでおいて良かったと思う。どんな脆弱性がどこにあって、そこを攻撃されるとどうなってしまうのか、そして、どう対策すればいいのか、が分かりやすくサンプルとともに具体的に書かれている。サンプルはPHPなんだけれど、脆弱性を作ってしまいがちなポイントは言語に依らない部分が多いから、対策は他言語へも応用できる。 『Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST』 を読んでいたのも幸いした。HTTPヘッダ・インジェクションなど、おかげで理解が容易になった部分も多い。 それから、開発(セキュア・プログラミング)だけでなく、運用要件やマネジメントについての言及もあったのが、嬉しい誤算だった。要件に盛り込まれなければ対策し切れないし、一人だけ頑張っても意味が無い。組織として実行しないと、セキュリティは維持できない。 ただ「第7章 携帯電話向けWebアプリケーションの脆弱性対策」だけは、クライアントがフィーチャフォンなので、スマートフォンだとどうなんだろうという疑問が残る。基本的にはフルブラウザと思えばいいのかな? でも、それを覗けば長く使えそうな内容ばかりで、いい本だと思う。もっと早く読んでおけばよかった。

黒髪で眼鏡で海賊で女子高生

『モーレツ宇宙海賊』からチアキ・クリハラ。 クール系の見た目なのに、甘いものに目がなかったりコスプレにノリノリだったり、とギャップが面白い。

デジタルカメラ購入2

「PowerShot S100を買ったよ!!」 「あれ、 『新しいデジカメはいいかな』 なんて言ってませんでしたっけ?」 「1年半も経てば気分も変わるって。ってか、よくそんな昔のこと覚えてたな」 「ブログ内検索ですぐ見つかりましたよ」 「ライフログ時代恐ろしい。迂闊なことは書けないな」 「ツイートも Twilog に残っていますからね。ちなみに、見つかる限りで最初に新しいデジカメが欲しいと言い始めたのは、2010年9月25日のことでした」 まだ前のを買って9ヶ月しか経っていないけれど、新しいデジカメ欲しいなぁ。1万数千円も出せば、よさげなのが買えそう。 posted at 14:31:27 「約1年8ヶ月前か」 「価格帯が倍近くになっているのが気になります。先代と言うか初代の PowerShot A480を買って からだと、2年と5ヶ月くらいですか」 「携帯もそろそろ機種変したくなるくらいの長さ」 「デジカメと携帯は違うと思いますけれど。ところで、またCanonですね」 「メーカにこだわりはなかったんだけれど、 ハイクラスコンデジ総チェック とかのレビュー記事を調べていたら、これが一番使い勝手が良さそうだったので」 「ユーザインタフェースが踏襲されているおかげで、すんなり使えそうですしね」 「うん。それに加えて、TvとかAvとかMとか見たことないモードもあるので、使いながらだねー。というわけで早速一枚」 「少し調べてみたら、Tvがシャッタースピード優先で、Avが絞り優先で、Mがマニュアルらしい。Avで絞りを開放する(Fを小さくする)と光を沢山取り込む代わりに、被写界深度が合う範囲(被写体深度)が狭くなるから、背景がぼけるんだって」 「確かにぼけてますね」 「他にも色々機能が増えているので、追々使ってみようっと」

The Library and The King of Controversy

「『刑務所図書館の人びと』を読んだよ」 「刑務所に図書館なんてあるんですね」 「うん。図書館と言うより図書室と言った方が実態に沿っているみたいだけれど」 「Wikipediaで調べてみると、日本の刑務所にもあるみたいですね」 すべての行刑施設に官本が整備されている。 刑務所図書館 - Wikipedia 「本書の舞台であるアメリカについても書いてあるね。こっちの方が充実しているみたい。いいな」 米国ではPFI事業により、民間業者が運営している例が多い。そこでは最先端設備によるフィットネス設備に、ラウンジまである。図書館も公共図書館並みに整備されている。 刑務所図書館 - Wikipedia 「使うことになる予定でもあるんですか……」 「もちろん、ないよ。冗談はさておき、本書についての話に戻そう」 「はいはい」 「本書は刑務所図書館に勤めていた人のエッセイ。訳者あとがきには『いわれてみれば確かにありそうだけれど、いわれるまでは考えたこともなかった……』とあるけれど、今思えば映画『ショーシャンクの空に』に出てきたよね」 「出てきてました。重要な場所でした」 「刑務所図書館には色々な情報が集まるだからだろうね。本書でも、本に挟まれる手紙が印象的な役割を果たしている。そこでは、カイト〈凧〉と呼ぶらしい」 「ボトルレターみたいなものですか」 「そういう宛先不明のものもあれば、宛先があるものもある。もちろん禁止されているから、見つかったら回収される」 「それが紹介されているわけですね」 「うん。それらと直接の遣り取りとから浮かび上がってくる、色々な人の生き様が本書の読みどころだと思う。でも、カイトに関しては手紙の盗み見だから、何だか罪悪感が」 「でも面白かったってツイートしてましたよね」 『刑務所図書館の人びと』を読み終えた。面白かったけれど、覗き見をしているようで、罪悪感も。 posted at 10:02:24 「うん、盗み見を楽しんでいることから、さらに罪悪感を覚えるという二重の罠」 「考え過ぎじゃないですか」 「そうかもね。そう言えば、本書の地の文にはそのあたりの葛藤はあまり描かれていなかった。むしろ、そこに権力があることに気がついていたと思う」 「一種の情報統制だから、権力になるでしょう」 「同時にストレスも生半じゃななかっ

冗句に踊る

『されど罪人は竜と踊る11』を読んだ。 ひき続き「血の祝祭」編。そして、最後は"to be continued"。というわけで、9巻から始まった「血の祝祭」編の結末はまだお預け。 『されど罪人は竜と踊る 10』の感想 では、 この終わらなさが、いつまでも煮え切らない主人公ガユスみたい。 そう考えると、ちょっと面白い気分になれる。 何て書いたけれど、2回目ともなると欲求不満の方が強くなってくる。そろそろ結末が見たい。 ともあれ、前巻よりは話がずっと進んだ。ガユスが狙われている理由も明らかになったし、ジヴーニャにもパンハイマにも大きな変化があった。 しかし、大きな敵が全然死なない。死にそうにない。どうなることやら。

Human Update

『サイバーテロ漂流少女』を読んだ。 『檻の中の少女』 が面白かったので、続編にも手を出してみた。 今回もシステムに存在する脆弱性についての記述がてんこ盛り。Webサービスについての話は他人事ではないので、笑えない。サイバーノーガード戦法は極端にしても、気付かず放置している脆弱性もあるんじゃないだろうか。対照的に、自分にとっては馴染みのないSCADAや車載システムについての話は新鮮だった。 SCADAはSupervisory Control And Data Acquisitionの略で、産業用の制御監視システム。もともと外部との接続を想定していなかったため、そこまでセキュアな設計ではないけれど、時代とともに接続するようになった結果、脆弱性が増しているらしい。インフラにも使われているので、問題が起こると影響は大きい。 車載システムは車内でも無線通信が使われているというのが、まず意外だった。 車載システムへの攻撃で自動車が制御不能に、研究者がセキュリティ問題を指摘 - ITmedia エンタープライズ で紹介されている"Experimental Security Analysis of a Modern Automobile"が元論文かな。 線の取り回しをしなくていいという意味では設計しやすいだろうけれど、リアルタイム性や転送速度には劣ると思うのだけれど、そんなことないんだろうか。それともそれらがあまり問題にならないところで使われているのだろうか。 これから家電にもネットワークに繋がるものが増えていくだろうから、組み込みシステムに関するリスクは増えていきそう。 一方で、ソーシャルエンジニアリングも弱点としてまだまだ変わらないんだろうなとも思う。システム上の脆弱性はパッチをあてれば塞がって、同じ攻撃ではやられなくなるけれど、人間にはあてればセキュリティ意識が高まるなんてのパッチはなくて、同じ攻撃がいつまでも通用し続ける。

キラキラ

「名古屋市科学館のプラネタリウムに行ってきたよ」 「世界最大級というお話ですね」 「うん、さすがの臨場感だった。椅子もゆったりしていてリクライニングだから、リラックスして見れたよ。オマケに暗いし静かだからついウトウト」 「寝ないで下さい」 「また行きたいなぁ」

金環の期間

annular eclipse by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「金環日食中の木漏れ日」 「ピンホール効果ですね」 「うん。そもそも光量が減る上に曇りがちだったけれど、撮れてラッキー」

In Peace

「『Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST』を読んだよ。Webにおけるサーバとクライアントとのやりとりに関する話」 「Webサイトとブラウザですね、代表的なのは」 「うん。Webサイトの場所がURIで中身がHTMLだね。で、ブラウザとのやりとりがHTTP。HTTPはこれまでWebサーバとブラウザにお任せだったから、よく分かっていなかったことがよくわかった」 「残りのRESTはどうでした?」 「本書の言葉を借りれば、RESTはアーキテクチャスタイル。URIはこうしましょう。その中身はこういうHTML表現にしましょう、そのURIにHTTPでこういうリクエストが来たらこういうレスポンスを返しましょう。なんて指針。なるほど、と思ったのは次の一文」 WebサービスとWeb APIを分けて考えない 「どういうことですか?」 「リソース(URIとそれが指す情報)を設計する際に、人がブラウザでWebサービスにアクセスするときと、例えばbotがWeb APIを利用するときを、並列に扱おうということだと理解している。表現形式はそれぞれに可読性が高いものにするにしろ」 「場所と中身の対応は変わらない。けれどフォーマットは変える、と」 「うん。シンプルでいいな、と思った」 「複雑なAPIは使われないですしね」 「ところで、残念ながら、本書は、RESTfulな設計とは何か? とか、それのどこが良いのか? は示してくれるけれど、どう実装するの? は示してくれない。逆に言うと実装に依存しないから、自分が実装する場合そのまま設計指針になるし、既存の実装を使う場合その評価指針にもなる」 「そういう意味では時間の経過に耐える内容みたいですね」 「それに、これから普及が進んでいくであろうHTTP 2.0やHTML5があるから、技術自体も息が長いと思う。キャッチアップできていないけれど。そう言えば、HTML5でAndroidアプリ開発なんて楽しそうだけれど、『初歩からわかるAndroid最新プログラミング』を放置しちゃっているから、どうしたもんだか」 「PG_sister_botにまた言われますよ」 お兄ちゃん。初めての○○シリーズまた買ってきたの? Twitter / @PG_sister_bot 「ごめんなさい。それでも、何だって誰だって最初

でもデモ

津田大介さんの『動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか』を読んだ。 ソーシャルメディアは、声が届く範囲をずっと広く、声が届いた相手をずっとよく見えるようにしてくれる。でも、それだけじゃ、人は動かない。 自分の理解を手短にまとめると、こういう話だったと思う。 ソーシャルメディアに限らず、コンピュータは個人ができることを飛躍的に拡大した。それでも、世界を変えるには人を動かす必要がある。 だから、本書には、デモに人を呼ぶためだったり寄付や投資を集めるためのマイクロペイメントの話だったりが出てくる。これらを通じて人が動いていくことが、世界を変えていくことに繋がっていくんだろうな、と思う。 抽象的に言うと、人を動かす工夫というのは、抽象的なレベルを下げずに敷居を下げることじゃないのかな? 本書で紹介されている事例や収録されている対談を読んでいて、ふとそんなことを思った。 以下は、読みながらツイートした感想。このエントリィはこれをベースに書いてみた。 2012/05/03 津田大介さんの『動員の革命』を読み始めた。第1章を読み終えた。二人目を見つけるにはどうしたらいいのかな? 母集団を増やすというのはすぐ思いつく。 posted at 15:09:22 2012/05/08 『動員の革命』、第1章対話編『ソーシャルメディアで世界は変わったか』まで読み終えた。世界各地で起きたデモの話から、日本のデモの話へ。フジテレビに対する講義の話が、何となく感じていたことが整理されていてスッキリした。 posted at 10:04:13 『動員の革命』第1章対話編の感想もう一つ。デモの成熟と言えば、もんじゅくんがデモに参加したことを思い出す。はじめて面白いデモだな、と思った。 posted at 10:04:14 『動員の革命』、第2章まで読んだ。便利なものが世の中を変えていくというのは、その通りだよなぁ、と。 posted at 22:07:06 2012/05/11 『動員の革命』第2章対話編まで読んだ。RTで流れてきていた、わら人形の話がここで登場。スルーするでなく、受けるけれど気にしないって、難しそうに思うけれど、そうでもないのかな。 posted at 00:12:26 『動員の革命』第3章まで読んだ。テレビ局って、ニコニコ動画

何人いるんだよ

「『ステキな金縛り』をやっと観たよ」 「三谷幸喜さんが脚本・監督の、落ち武者が出てくるのでしたっけ?」 「そうそれ。落ち武者が裁判で証人になるという話」 「証拠能力は認められるんですか?」 「そのあたりがどう転がるかは観てのお楽しみ。でも、まー、コメディだから、『十二人の怒れる男』( 感想 )みたいな雰囲気を期待したらダメだからね?」 「しませんよ」 「『十二人の怒れる男』で思い出した。『12人の優しい日本人』ってのもあったな。思い出したら観たくなってきた」 「それも脚本は三谷幸喜さんですよね」 「うん。その12人に落ち武者が入っていたら笑うよね」 「入っていませんから」 「そうだよね、落ち武者と言えば7人だよね」 「それは侍」 「あ、12人いるのはホロスコープスか」 「宇宙行って下さい」 「兄弟?」 「あれは2人兄弟です。12人兄弟ってなんですがか。おそ松くんたちの倍ですよ」 「世の中には妹が12人いるという設定の話もあってだな」 「…………」

ミニモ

『アーサーとふたつの世界の決戦』を観た。 『アーサーとミニモイの不思議な国』、『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』 (感想) に続く3作品目。前作が中途半端なところで終わったけれど、これでようやく完結。 タイトルにある『ふたつの世界』から想像できるとおり、人間の世界とミニモイの世界が交わる。主な舞台が人間の世界になってしまって、ミニモイの世界があまり観られないのが残念。 意外にもダルコスが一番美味しい役所だったと思う。

勝利の美醜

「『采配』を読んだよ」 「元中日監督の落合さんの本ですね」 「うん。中日と言えばマスコットのドアラだけれど、さすがにその DVD やら 本 やらだけというのもどうかと思って」 「独特のやり方で『オレ流』なんて言われた方ですよね」 「でも『オレ流ではない。すべては堂々たる模倣である』なんてタイトルの節で、新しいことなんてやっていないと言っている。同時に大切なのは『誰がその方法で成功を収めたかだ』とも。でも読んでいて思ったのは、大事なのは個々の方法じゃなくて、全体が『チームを優勝させる』という目標に向かって一貫していることなんだろうな、と思った。それを強く感じたのは、次の3節」 『気心と信頼は別物』 『職場に「居心地のよさ」を求めるな』 『最高の成果を求めるなら、最上のバックアップを』 「一つ目は成果を最大化しようとしたら、気心が知れない、つまり、自分とは違う人を信頼して任せる必要があるという話。二つ目は、結局、居心地が良いのは上から評価されている時なのだから、人間関係にあれこれ思い悩むより自分の仕事に打ち込んだ方がいいんじゃないか、というメッセージ。最後は、でも、成果を求めるならバックアップが先じゃないか、という話」 「何と言うか、合理的ですね」 「ほんと、そう。なあなあでは済まされないな、とひしひしと感じる。 『ウィニング 勝利の経営』 にも通じるところがあるように思う。ゴールデンウィーク明けのたるんだ心身で読むと、耳が痛いどころじゃない。もっと気を引き締めないとなぁ……」 「ちょうど良いじゃないですか。しっかり休んでしっかり遊んだんですから、次は自分の仕事に打ち込んで下さいよ」

蒼白

Lunkheadの『青に染まる白』を聴いている。 8枚目のアルバムだというのに青さが感じられて、だけれど変わっていないわけではなくて、ついまた聴いてしまう。 真っ白なままではいられないし、青さからは脱しきれないし、黒さが湧き上がってくることもあるよなあ、とそんなことを思いながら。 下の動画はシングル曲『果てしなく白に近づきたい青』の試聴。

言葉を失うと鴨川汁

「 鴨川シーワールド に行ってきたよ。まるっ!」 「『輪廻のラグランジェ』の影響ですね……」 「火を見るより確定的に明らか。というわけでもなく、誤解とタイミングと勢いと勢いと勢いでこうなった」 「ほとんど勢いだけじゃないですか」 「いや、ほんと、どうしてこうなった……」 「…………」 「ま、ともあれ」 「出発時にはまだ雨が降っていたけれど、お昼頃にはご覧の通りの晴天」 「あれ、双司君行かなかったってことですか?」 「あらかたはしょるけれど、いくら雨男だからって行く先々に雨を降らすわけじゃないからな?」 「ところで、雨と言えばアマガエル。入ってすぐのところで出迎えてくれました」 「名前こそシーワールドですが、海に住めない生き物もいるんですね」 「これはモリアオガエルってツッコミを期待していたんだが……」 「無理です」 「海の生き物を見せればいいんでしょ。というわけで、クラゲ。フワフワフサフサしていて和む」 「刺されると痛いですけれどね。しかし、あえて魚類は外してきますね」 「もちろん魚類もいたよ、ほら」 「驚きの白さで何が写っているか分からないんですけれど」 「アルビノのエイなんだけれど、白飛びしまって。というわけで、突然ですが、ここで強面四天王を紹介します」 「あからさまに話を逸らしましたね」 「この貫禄!」 「ガン飛ばされた!」 「目を逸らしたら負け!」 「目を逸らしたら負け! 大事なことなので2回言いました」 「言いたいだけ、ですよね?」 「勝てる気がしない」 「ネタに見せかけたネガティブステマの様相を呈してきてませんか?」 「強面に強いられていたんだ! というわけで、対抗馬としてかわいい四天王を紹介します」 「しれっとカエル混ぜないで下さい。四天王じゃなくて五大頂になっています」 「5人いる!」 「11人いなくてよかったです」 「ところで5人目の四天王イルカはショーもしてくれます」 「あくまでカエルを外す気はないようですね」 「それからシャチも」 「写真だとスケールが分からないけれど、数メートルの巨体が跳ねると、迫力を感じる」 「海の生き物で最強と言われていて、さっきの強面も自然界ではシャチにとって獲物ですよ?」 「シャチ……恐ろしい子」 「というわけで、シャチのショーを見て、

ビア浴び

「赤レンガ倉庫で開催されていた、オクトーバーフェストに行ってきたよ」 「オクトーバーって10月って意味なのに、なんで5月にやっているんですか?」 「さぁ? 屋外でビール呑むには寒いから? 残念ながら小雨だったけれど」 「それは残念」 「おかげで混雑が緩和されていたと思うことにするよ。ところで、美味しいのはいいんだけれど、物価がやばい。一杯1000~1500だもんなぁ」

たけなわ・どろなわ

「『ONE PIECE 66』を読んだよ。これで魚人島編が完結」 「どうでした?」 「うーん、気になったところが3つ。まず、あるシーンで名乗りを挙げたのがしらほし姫とジンベエだけだったというのが、悲しい。次に、トラブルになると分かっていたのに宴にお菓子が出されてしまったこと。最後に、”麦わらの一味”に譲った宝物の中のあるものに対するネプチューン達の無責任な対応」 「最後のはともかくとして、最初のは、しらほし姫に続こうとした気配もなきにしもあらずじゃないですか? 次のはもともと必要だった量には達していなかったので、いずれにせよトラブルになることは分かっていて、だったら”麦わらの一味”に、という判断だった可能性もあるかと」 「確かに、最初に声を挙げるとしたらその二人だし、全員が声を挙げても意味が無いしテンポも悪いもんなぁ。次のも、よく読んでみると「そこまで…」って魚人島の人が言っているから、いかにもありそう。最後のはともかくとして」 「最後のはどうにもならないので、話を変えましょう」 「そうだね。そうそう、本巻で海軍の状況が大分明らかになってたよ。次の元帥とか。でも、対峙するのは随分先の話になるんだろうなぁ」 「そうでしょうねぇ」 「次の舞台はパンクハザード。まだ上陸したばかりで、状況はほとんど不明。早く続き出ないかなぁ」

ドレッシー

This work by SO_C is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License . 「ドレスです」 「ドレスデン?」 「それはドイツはザクセン州州都です」 「ザクセン州ってマクデブルクじゃなかったっけ? って調べてみたら、ザクセン州とザクセン=アンハルト州とがあるんだね。ややこしい。ちなみにザクセン州でマクデブルクを思い出したのは、『境界線上のホライゾン』の影響」 「二つの球を合わせてチューチューして何度も引っ張って大騒ぎになった都市として有名ですよね」 「そこかよ」

VillainのBrain

「Marilyn Mansonの"Born Villain"が届いたよー。前作、前々作はピンと来なかったけれど、今回はいい感じ」 「ジャケットの写真が恐いです」 「顔だけ浮かび上がっているとね」 「話が逸れましたが、曲はどんな感じだったんですか?」 「これが最高ってキラーチューンはないけれど、全体的にしっかり作り込まれている印象。繰り返し聴けそう」

メッタメタメーター

LEGOのメーターを買ってきた。 "Cars 2"の主役はマックィーンじゃなくて、コイツだと思っている。

注意の自由

『脳はすすんでだまされたがる』を読んだ。本書のテーマは手品と神経科学。手品のトリックを神経科学の観点から説明しているところもあれば、神経科学が手品から学んでいるところもある。 錯覚を科学的に扱っているという点で 『最新脳科学でわかった 五感の驚異』 と通じるものがある。共通の例もちらほら出てくる。それから、 『錯覚の科学』 については直接言及している。 注意を向けていないと、感覚としては受け取っていても意識できない、ということが本当によく分かる。注意を向けていないところでは、何か起こっても気がつかないから、そこに注意が戻った瞬間に驚くことになる。事実がどうか? ではなく、それを見た人がどう感じるか? がポイントだ。となると、観客の目に晒され続けてきた手品に一日の長があるというのも分かる。 逆に、どうすれば注意がそこに向くのか? と考えると、事故防止に応用できるはず。 『となりの車線はなぜスイスイ進むのか?』 で、近づいてくる車が見え続けてその刺激に順化してしまう見晴らしのいい交差点より、街路樹などで見えたり見えなかったりと変化がある交差点の方が、気がつきやすいというエピソードがあったことを思い出す。