『極北クレイマー』を読んだ。
本書は、北海道の病院を舞台とした小説。
これまで読んだ著者の他の小説(『チーム・バチスタの栄光』、『ナイチンゲールの沈黙』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』、『ジーン・ワルツ』)と比べると、エンターテインメント性が低い。
ミステリィ要素(一見不可解な事件やその解決)はないし、本作品固有の登場人物のキャラクターも弱い。
何より、話が重い。
暗澹たる気分になる。
そうして問題を読者に意識させることが、提起が著者の狙いなのかも知れない。
けれど、どう取り組めば良いかは、分からない。
そこまで描いて欲しかったというのは、無い物ねだりだろうか。
本書は、北海道の病院を舞台とした小説。
これまで読んだ著者の他の小説(『チーム・バチスタの栄光』、『ナイチンゲールの沈黙』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』、『ジーン・ワルツ』)と比べると、エンターテインメント性が低い。
ミステリィ要素(一見不可解な事件やその解決)はないし、本作品固有の登場人物のキャラクターも弱い。
何より、話が重い。
暗澹たる気分になる。
そうして問題を読者に意識させることが、提起が著者の狙いなのかも知れない。
けれど、どう取り組めば良いかは、分からない。
そこまで描いて欲しかったというのは、無い物ねだりだろうか。