『螺鈿迷宮』を読んだ。
先日読んだ『極北クレイマー』(感想)の前日譚にあたる。
こちらの方が読んでいて面白かった、。
『極北クレイマー』を既に読んでいるので、あの終わり方にも納得できる。
逆に『極北クレイマー』を読まずに本書を読んでもそんなに悪くないと思う。
ミステリィ要素(一見不可解な事件やその解決)がある。
ところで、本書にも「Ai(Autopsy imaging)=死亡時画像病理診断」が登場する。
Aiは、CTスキャンで死因を調査する方法のこと。
解剖ほど手間暇はかからないし、体表検査より格段に高精度ということで、著者はAiをたびたび著作に登場させる。
実際、『死因不明社会』では、死因を明らかにするために、Aiの導入を推している。
こういう背景知識があったからか、国が死因調査に力が入れるようになるのではないか、というニュースに目が留まった。
作中では厚生労働省が動いているけれど、ニュースによると警察庁が動いているとのこと。
先日読んだ『極北クレイマー』(感想)の前日譚にあたる。
こちらの方が読んでいて面白かった、。
『極北クレイマー』を既に読んでいるので、あの終わり方にも納得できる。
逆に『極北クレイマー』を読まずに本書を読んでもそんなに悪くないと思う。
ミステリィ要素(一見不可解な事件やその解決)がある。
ところで、本書にも「Ai(Autopsy imaging)=死亡時画像病理診断」が登場する。
Aiは、CTスキャンで死因を調査する方法のこと。
解剖ほど手間暇はかからないし、体表検査より格段に高精度ということで、著者はAiをたびたび著作に登場させる。
実際、『死因不明社会』では、死因を明らかにするために、Aiの導入を推している。
こういう背景知識があったからか、国が死因調査に力が入れるようになるのではないか、というニュースに目が留まった。
作中では厚生労働省が動いているけれど、ニュースによると警察庁が動いているとのこと。
犯罪死の見逃しを防ぐため、遺体の死因を調べる制度のあり方を議論する警察庁の有識者研究会が29日、同庁内で初会合を開いた。貧弱さが指摘される遺体解剖体制の強化など、死因究明を確実に行える制度を検討する。少しずつ変わってきているのだな、と思う。
死因究明強化、年内に提言 警視庁研究会が初会合