本を読み慣れない人からのメールをいただいたのだけれど、その人は、僕の本をスキャナで撮って、パソコンの画面で読んでいるという。その人に言わせると、 「本というものは、人間が読む道具として適していない」とのこと。この意見をラジカルだと感じるのは、自分が本を読みなれているからだろう。
【HR】 2つの試運転
これに対して、森博嗣氏も「同じように感じることがままある」ようで、
何点かその理由を挙げている。
それらの多くは、自分は気にならないものだけれど(不便さに適応してしまったのかもしれない)、最後のひとつには、完全に同意。
そして、なんといっても一番不便なのは、どこに書いてあったか探すのが面倒な点。たとえば、引用するための面倒さが、電子テキストの比ではない。
【HR】 2つの試運転
ただ、スキャンしても、OCRを使わなければ、この問題は解決しない。
最初から電子テキストが流通すると、嬉しいのだけれど、持ち運べるリーダに素敵なものがないから、自分は本を選ぶだろう。
仮にリーダを使うとしたら、ニンテンドーDSかな、今のところ、良いかもしれないと思えるリーダは。