『姉なるもの1』を読んだ。カワカミャーなのでウルキアガを連想する[1]。
それはさておき。
英語タイトル"The Sister of the Woods with a Thousand Youg"は、表紙の彼女が最初に名乗る【千匹の仔孕む森の黒山羊】"The Black Goat of the Woods with a Thousand Young"――クトゥルフ神話の神性シュブ=ニグラスの別名からだろう。
というわけで、これはクトゥルフものだ。クトゥルフ神話の神性の擬人化と言えば、〈這いよれ!ニャル子さん〉シリーズを真っ先に思い出すけれど、雰囲気は正反対。〈這いよれ!ニャル子さん〉がパロディネタ満載のコメディだったのに対して、こちらはホラーテイストが強い。人公・夕の、バッドエンドを予感させるモノローグが胸をキリキリと締め付けてくる。
願わくば、ダラダラと続かずにこの息苦しさを保ったまま、きっちり息の根を止めにきて欲しい。
それはさておき。
英語タイトル"The Sister of the Woods with a Thousand Youg"は、表紙の彼女が最初に名乗る【千匹の仔孕む森の黒山羊】"The Black Goat of the Woods with a Thousand Young"――クトゥルフ神話の神性シュブ=ニグラスの別名からだろう。
というわけで、これはクトゥルフものだ。クトゥルフ神話の神性の擬人化と言えば、〈這いよれ!ニャル子さん〉シリーズを真っ先に思い出すけれど、雰囲気は正反対。〈這いよれ!ニャル子さん〉がパロディネタ満載のコメディだったのに対して、こちらはホラーテイストが強い。人公・夕の、バッドエンドを予感させるモノローグが胸をキリキリと締め付けてくる。
願わくば、ダラダラと続かずにこの息苦しさを保ったまま、きっちり息の根を止めにきて欲しい。