『バーナード嬢曰く。3』を読んだ。
あるあると肯く話が多くて、つい感情移入してしまう。
例えば、39冊目の「雨宿り」の神林の、本を読もうかどうしようか迷っている気持ち。手が空けばすかさず本を開きたくなるときがある。もちろん時と場合を選びはするけれども。
例えば、35冊目の「沈黙・3」で『高慢と偏見とゾンビ』を元ネタ未読のまま躊躇無く読み始めるド嬢の気持ち。どうせ読まないし。訳者あとがきによると「過去の名作の文章を八割以上そのまま」らしいから、もう元ネタも八割読んだと言っても過言じゃないし。でも、43冊目の「○は勘定に入れません」でも神林に薦められた『ボートの3人男』も読んでないし。同じ「主教の鳥株」でひっかかったし。でもおもしろくて一気に読んだし。
例えば、33冊目と34冊目の間で長谷川さんが語る叙述トリックものミステリとの出会い方。そう、読みたいのに探せないこのもどかしさ。叙述トリックものじゃ、「叙述トリックものである」というジャンルの情報だけでかなりのネタバレになってしまうから、探せない。
ネタバレと言えば33冊目の「ネタバレ」。ここでも、タイトルは伏せておきます。けれど、これだけの情報があれば、検索で簡単に見つけられるよね、きっと。実際、いろんな本のタイトルを検索ボックスに入力されると、かなりの確率で「ネタバレ」や「あらすじ」がサジェストされる。せっかく興味を持ったのに本を読む機会を自分で捨てている人の存在が示唆されて悲しい気持ちになる。
本を読まないと言えば、45冊目でついに出てきた『読んでいない本について堂々と語る方法』。予想が当たって嬉しい。
あるあると肯く話が多くて、つい感情移入してしまう。
例えば、39冊目の「雨宿り」の神林の、本を読もうかどうしようか迷っている気持ち。手が空けばすかさず本を開きたくなるときがある。もちろん時と場合を選びはするけれども。
例えば、35冊目の「沈黙・3」で『高慢と偏見とゾンビ』を元ネタ未読のまま躊躇無く読み始めるド嬢の気持ち。どうせ読まないし。訳者あとがきによると「過去の名作の文章を八割以上そのまま」らしいから、もう元ネタも八割読んだと言っても過言じゃないし。でも、43冊目の「○は勘定に入れません」でも神林に薦められた『ボートの3人男』も読んでないし。同じ「主教の鳥株」でひっかかったし。でもおもしろくて一気に読んだし。
例えば、33冊目と34冊目の間で長谷川さんが語る叙述トリックものミステリとの出会い方。そう、読みたいのに探せないこのもどかしさ。叙述トリックものじゃ、「叙述トリックものである」というジャンルの情報だけでかなりのネタバレになってしまうから、探せない。
ネタバレと言えば33冊目の「ネタバレ」。ここでも、タイトルは伏せておきます。けれど、これだけの情報があれば、検索で簡単に見つけられるよね、きっと。実際、いろんな本のタイトルを検索ボックスに入力されると、かなりの確率で「ネタバレ」や「あらすじ」がサジェストされる。せっかく興味を持ったのに本を読む機会を自分で捨てている人の存在が示唆されて悲しい気持ちになる。
本を読まないと言えば、45冊目でついに出てきた『読んでいない本について堂々と語る方法』。予想が当たって嬉しい。