『マルドゥック・アノニマス 1』を読んだ。『マルドゥック・スクランブル』、『マルドゥック・ヴェロシティ』から短篇集『マルドゥック・フラグメンツ』を挟んでの本作。
初っ端からウフコックの悲劇的な最期が予告されていて、辛い。読み進めるにつれて、彼が破滅に至った足跡を辿っていることがどんどん確実になっていく。予告されている結末が覆ればいいのに、と願う。
バロットが巻き込まれてはいないのが、辛うじての救い。絡んできた方が盛り上がるだろうという思いもあるけれど、その思いに後ろ暗さを感じてしまう。それだけ、バロットやウフコックに入れ込んでいるということか。こうして感想を書くまで自覚していなかったけれど。
どんな形になるにせよ結末を待つつもりだけれど、ウフコックは何かの形で報われて欲しい。
初っ端からウフコックの悲劇的な最期が予告されていて、辛い。読み進めるにつれて、彼が破滅に至った足跡を辿っていることがどんどん確実になっていく。予告されている結末が覆ればいいのに、と願う。
バロットが巻き込まれてはいないのが、辛うじての救い。絡んできた方が盛り上がるだろうという思いもあるけれど、その思いに後ろ暗さを感じてしまう。それだけ、バロットやウフコックに入れ込んでいるということか。こうして感想を書くまで自覚していなかったけれど。
どんな形になるにせよ結末を待つつもりだけれど、ウフコックは何かの形で報われて欲しい。