『もう年はとれない』を読んだ。
主人公バック・シャッツのキャラクタが特徴的。肉体的には老衰しているにも関わらず、精神的にはタフなこと。そこが本作の魅力であり、同時に違和感でもある。
エンタメ小説としては楽しめたけれど、いまいちのめりこめなかった。映画『グラン・トリノ』のせいだろう。ダーティハリーを演じたクリント・イーストウッドが、ダーティハリーのやり方を否定して見せている。バックはその真逆をいき、ダーティハリーの路線を貫いている。
そのせいで、まだまだ俺TUEEEEできると思っている高齢者予備軍をターゲットにしているのだろうというあざとさが鼻につく (錯覚かもしれないけれど)。
って頭では考えていても俺TUEEEEって、気持ちいいよなぁ。
主人公バック・シャッツのキャラクタが特徴的。肉体的には老衰しているにも関わらず、精神的にはタフなこと。そこが本作の魅力であり、同時に違和感でもある。
エンタメ小説としては楽しめたけれど、いまいちのめりこめなかった。映画『グラン・トリノ』のせいだろう。ダーティハリーを演じたクリント・イーストウッドが、ダーティハリーのやり方を否定して見せている。バックはその真逆をいき、ダーティハリーの路線を貫いている。
そのせいで、まだまだ俺TUEEEEできると思っている高齢者予備軍をターゲットにしているのだろうというあざとさが鼻につく (錯覚かもしれないけれど)。
って頭では考えていても俺TUEEEEって、気持ちいいよなぁ。