「『境界線上のホライゾン ガールズトーク 祭と夢』を読んだよ」
「『ガールズトーク』2冊目ですね」
「1冊目の『狼と魂』の感想を書き忘れているね」
「そのことなら『境界線上のホライゾン VIII〈上〉』を読んだ後に話したじゃないですか」
「それさえ忘れてたよ……。また探してしまった……」
「大丈夫ですか、脳?」
「過去を改善したいところだ、このシリーズみたいに。その時はまだ気がついていなかったことにしよう」
「過去を回想しながら記録している体なのに、フリーダムですよね。現在目線でツッコミが入ったり」
「ちなみに今回はセージュンこと本多正純が武蔵に来る時の話だったよ」
「まだ戦争大好きじゃなかった頃の話ですね」
「うん。『I〈下〉』で吹っ切れる前のさらに前。ここから外道に適応していくんだから、大したものだよな」