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3月, 2013の投稿を表示しています

ランプのプラン

「『マギ1~3』を読んだよ」 「あれ、原作を読むのはアニメ放送が終わったら、って言っていませんでした?」 『マギ』漫画読みたいなぁ。けれど、アニメ終わってからにしよう。ネタバレになる。 posted at 09:43:13 「うん。ネタバレするとアニメ観なくなりそうだから、そのつもりだったんだけれど――」 「けれど?」 「アニメが原作から離れたという話が聞こえてきて。じゃあもうネタバレ関係ないやん、と思い直して」 「そういうことでしたか。原作を読んでみてどうですか?」 「アニメでは色々と端折られているね。例えばこないだモルさんの話したやん」 「 このエントリィ でしましたね」 「漫画だと、メンタリティの足枷の部分がしっかり書かれていたよ。幼い頃から領主にトラウマが植え付けられていたんだね」 「やっぱりそうだったんですね」 「というわけで原作の方が面白くなりそう。3巻で、モルさんがバルバッドへの道を塞ぐ盗賊団にケンカを売ったところ」 「まだアラジンさんやアリババさんと合流前なんですね」 「次はいつ買おうかなぁ。短期間にまとめて買うと流し読みしちゃうから、ほどほどのペースで買わないと」 「気をつけて下さいよ。小説で前科があるんですから」

変化球の軸

The Strokesの"Comedown Machine"を聴いている。 最初に公開された"One Way Trigger"はボーカルがファルセットという変化球だったので、おっかなびっくりしながら再生したら、1曲目"Tap Out"のイントロがツボで不安が吹き飛ぶ。"One Way Trigger"もアルバムの中では馴染んでいる気さえする。 3分ていどの短めの曲が多いこともあり、そこから8曲目"Partners In Crime"まで良い感じに流れていく。勝手な希望としては、9曲目"Chances"から最後の11曲目"Call it Fate, Call it Karma"までスローテンポの曲ばかり続くので、終盤でもう一度盛り上がって欲しかったな。 しかし、"One Way Trigger"に限らず変化球っぽい曲が多いのに、The Strokesだと感じるのはリズムが独特だからだろうか? 下のPVは2曲目の"All the Time"。どちらかと言えば直球。

静と激

Stereophonicsの"Graffiti on the Train"を聴いている。 染みる。ボーカルの枯れた感じの声が好き。1曲目から5曲目までの流れが素敵。特に4曲目"Take Me"で珍しく女性とのデュエットでしっとりとしたところから、5曲目"Catacomb"でガツンと上がるところが好み。 その他だと、7曲目の"Violins and Tambourines"が格好良い。溜めて溜めて溜めて、そこからだんだんと音が厚くなっていくのが堪らない。この曲はボーナストラックとしてLive版も収録されているから、それで上方修正さられているかもしれないけれど。 その"Violins and Tambourines"のPVがこちら。

問答無用のNoSQL

『NoSQLプログラミング実践活用技法』を読んだ。 "NoSQL"だと「SQLではない」って言っているだけで、実際のところ何なのかよく分からない。そこで全体象を粗く掴みたいと思って、この本を読んでみた。読み進めてみたら、想像以上に手広く扱っていて、手に余るほど。CAPやBASISなどの理論から、データモデルから物理レイヤの概要から、実際にDBMSを動かしてみてそこにアプリケーションからアクセスするところまでカバーしている。 一言で言うと、"NoSQL"は実際のところ"NoREL (非関係モデル)"だ。関係モデルじゃないモデルでデータを扱うのが、NoSQLと言っていいと思う。そのモデルとして、この本では次の4つを紹介して、最初の3つについて詳しく説明している。最後のグラフデータベースは最近になって現れたNoSQLではなくて、ずっと前から存在している。 列指向データベース キー/バリュー型データストア ドキュメントデータベース グラフデータベース 面白いと思ったのは"NoSQL"が必要としているのが、SQLだという話。沢山のNoSQL製品が出ているけれど、問い合わせ言語が統一されていない。データモデルが異なる製品間ではやむを得ないと思うけれど、データモデルが同じ製品間でもバラバラだ。この事実を指摘されると、RDBMSは制約こそ厳しいけれど、標準的な問い合わせ言語がある便利さが際立つ。 名前はよく聞くけれどよく分かっていなかったNoSQLについて、ある程度の理解が得られて読んだ甲斐があった。ドキュメントデータベースのMongoDBだけじゃなくて、他のデータベースも動かすともっとよく分かるんだろうけれど、それだと読み終えられそうになかったので割愛。

120時間

『推理作家ポー 最期の5日間 (原題 "The Raven")』を観た。 ポーの作品は好きでも、ポー自身への関心は薄いからか、いまいち楽しめなかった。もともとポーの死にまつわる謎を中心とした作品なので、それを知った上で観ていたらまた違った感想を抱いたかも知れない。 既存のジャンルでいうと、ミステリィが一番近い。でもそうして観ると解決のカタルシスが弱い。サイコパスものとしてみると、もっとエグいのはいくらでもある。 というわけでポーにもっと詳しい人向けの映画といった印象。

消耗するところが想像できない

「『エクスペンダブルズ2 (原題 "Expendables 2")』を観たよ」 「今回も出演陣が豪華ですね」 「チャック・ノリスまで登場!! 時折ネタを見かけて知っているくらいだったけれど、ついに映画で観られたよ」 「双司君が見かけたネタというのは、きっと チャック・ノリス・ファクト ですね」 「こんなに沢山あるのか。あ、これ面白いな」 Chuck Norris once threw a hand grenade and killed 50 people.......then it exploded. (チャック・ノリスは、かつて手榴弾を投げ、50人を殺害した.......その後(手榴弾が)爆発した) チャック・ノリス・ファクト - Wikipedia 「手榴弾である必要が全くないですよね?」 「こまけぇこと訊くんじゃねえよ!!」 「確かに全編そんなノリですが……」 「あー、スッキリした」 「ところで3も計画されているみたいですね」 「らしいね。スティーブン・セガール出ないかなぁ。ニャル子曰く地球最強の (『這いよれ! ニャル子さん3』参照)」 「猟銃を持った農家(戦闘力5)の4600倍以上らしいですね」 「真尋が操っている邪神(ニャル子)の身体より強いという」

エンバシー・エンパシー・シンパシー

『言語都市』を読んだ。 何となく海外SFを読みたいと思っていたところにタイムラインに流れてきて、調べてみたら『都市と都市』と同じ著者の作品だったので手に取ってみた次第。 自分はこちらの方が『都市と都市』より好み。でも、それは 『都市と都市』の感想 に書いた通り、著者のスタイルに慣れたせいかもしれない。 ただ、慣れたといっても、せいぜい「謎の世界が繰り広げられる」ことを予想しているくらいで、「そんな世界が繰り広げられるか?」は分からない。導入からしばらくは親切な説明がないまま進むし、裏表紙に書いてあるような事件もなかなか起こらないので、ページをめくるのに少々気力が要った。 それでも、読み進めるのは、広がっていく世界の不思議さが面白いから。本作の舞台はアリエカ星のエンバシータウン。そこでは、先住民のアリエカ人に加え、人間と少数のその他の異星人が暮らしている。 物語はそのアリエカ人と人間の関係を巡るものなのだけれど、そこでカギになるのがアリエカ人とのコミュニケーション。アリエカ人は二つの器官から同時に発する〈ゲンゴ〉でコミュニケーションするため、普通の人間が話す言語がまるで通じない。そのため、コミュニケーションが取れるのが人間は〈大使〉と呼ばれる特殊な存在に限られている。 このアリエカ人とのコミュニケーションが異次元。人間の頭はこんなことまで考えられるんだなぁ。この異質さが感じられるから、SFは面白い。

春うらら桜クラクラ

blossom by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「目黒近辺に用事があったので、ついでに隅田川のほとりを歩いてきたよ」 「今年は早くも桜が咲き乱れていますね」 blossom by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「ね。沢山の人が見に来ていたよ」 「平日でそれなら休日は推して知るべし、ですね」 「だろうなぁ。人混みは苦手なので平日で良かった。落ち着いて写真も撮れるし。八重の花びらの作る陰影が面白くて、アップで何枚も撮ってしまった」 blossom by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . blossom by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . blossom by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License .

隅に置けない

「すみだ水族館に行ってきたよ。今回は水中のペンギンが綺麗に撮れて嬉しい」 「泳ぐのが速いから難しいですよね」 「魅惑の唇」 「セクシーですね」 「ウミガメの子供。さっきはアダルトだったので、今度はさわやかに」 「育ったらウミへ返すみたいです」 「最後はヤドカリ。足や触覚が鮮やかでかわいい」

戦/兵糧/冶金

『ドリフターズ3』を読んだ。 密度が高くて、夢中になる。このエントリィを書くためにちょっと読み返すつもりが、面白くて2巻までさかのぼって読み返してしまう始末。 まず初っ端から〈漂流者〉と〈廃棄物〉の戦い。これはテンションが上がる。そのあと、エルフに引き続き、ドワーフも開放。冶金技術も手に入れて、ますます戦力を高める一行。 そういう血湧き肉躍る場面もあれば、本巻最後では、サン・ジェルミ伯爵という食わせ者が、豊久たちに取引を持ちかけてくる。 その裏では、今までばらばらにあの世界に到着していた面々が接触し始めたり、黒王が国王として振る舞い始めたり、とこれからどうなるのか、楽しみ。 あと、与一がエロい(だが男だ)。

パターンは実装じゃない

『エンタープライズ アプリケーションアーキテクチャパターン』を読んだ。 "PofEAA"という略称で知られるこの本は、企業向けアプリケーションの基本的な設計方針のパターン集。企業向けアプリケーションとタイトルについているけれど、企業向け消費者向けを問わず、ある程度の規模があれば現れるパターンだと思う。 パターンカタログ と その翻訳 はWebで公開されているのだけれど、これだけではパターンどうしの関係や各パターンの詳細が掴めなかったので、ざっと読んでみた。 パターンどうしの関係は『第1部 概論』に書かれている。しかし、ここでは各パターンが説明なく用いられるので、『第2部 パターン』をあたらないと、どうしてそういう関係になっているか見えてこない。だから、第1部では分からないところを残したまま先に進んで、そのまま第2部まで読んだ。それから第1部を見返すと、ようやくパターンどうしの関係が掴めてくる感じ。 アーキテクチャだから基本的には高い抽象度の設計方針が記載されているのだけれど、その中にも高低があるから、どのくらいの抽象度で適用するパターンか意識していないとすぐに混乱してしまう。横の関係のパターンもあれば、縦の関係のパターンも、直交する関係のパターンもある。 続く『第2部 パターン』にパターンの詳細が書いてある。自分の考えの不足に気づけて嬉しい。それから、フレームワークの設計方針が言語化できて面白い。例えば、 FrontController パターンではStrutsが言及されていた。それから DataMapper パターンの典型はMyBatisなどのORマッパー。 ところで、この本にも ModelViewController パターン (MVC)が出てくる。このパターンが悩みの種だった。名前をよく聞くし、何となくは分かっているつもりだったけれど、いざ実際にこの分割を維持しようとすると悩み事が沢山出てくる。かと言って、その場でWebを調べてみても、どうもスッキリしない。次の1文を読んで、ようやくスッキリした。 最もよく用いられるパターンである(と同時に、最も誤って用られるパターンでもある) すっかり理解できたわけじゃなくて、常に正しいMVCなんてないのだな、と思えるようになった。 パターンは実装じゃないから、実装したらどうな

low willow

Willow by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 垂れ下がっているはずなのに、伸び上がっているようにも見える。焦点が先端に合っているせいかな? 普段、垂れ下がっているものを見上げるときは、先端じゃなくて根元に焦点を合わせる。逆に伸び上がっているものを見下ろすときは、先端に焦点を合わせる。 だから、垂れ下がっているものを見上げるアングルでも、先端に焦点を合わせると、伸び上がっているものを見下ろすときの感覚が生まれるのかも。

桜の落差

Sakura Trees by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「開花宣言が出たと聞いて、公園に寄り道してきたよ」 「全く咲いてないですね」 「咲いていたら、花見客やら場所取りのブルーシートやらポイ捨てされたゴミやらで、こんなスッキリした写真は撮れなかったんじゃないかな」 「無駄なポジティブ・シンキングが面倒臭い」 「それに全く咲いていないってこともなかったよ。ほら一カ所だけ咲いているのを見つけられた」 First Sakura Blossom by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「一番星を見つけた気分」 「何だか控えめで可愛らしいですね」 「同じ木の咲く直前の蕾はこんな感じだった。いつも咲いてから見に行くから、蕾をマジマジと見るの、初めてかも」 Sakura Bud by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License .

鶴の糸

Crane by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 工事中にも見えないビルの頂上にクレーン。そこから垂れ下がる一本の線。細かったから写せるか心配だったけれど、幽かにに伸びている。何に繋がっていたんだろう?

国際救助隊出動せよ!

「 サンダーバードカフェ に行って来たよ!」 「サンダーバード、懐かしいですね」 「幼少のみぎりにはしばしば観ていたよ。あと、スーファミのゲームでよく遊んでいて、実はどちらかというゲームの方が印象深い。なかなか難しくて、旅客機を何度墜落させたことか」 「ちゃんと救助して下さいよ……。それで、カフェはどうでした?」 「面白かったよ。例の写真がサイネージで再現されていたのがナイス」 「目が光るの、少し恐いですよね」 「うん。音楽室の肖像画と良い勝負。他にも色々飾ってあったよ。天井には俺の好きな2号が!!」 「コンテナからジェットモグラタンクとかが出てくるんですよね」 「そうそう。おもちゃ持っていたっけ。ちっちゃいのだから、ギミックはコンテナは外れるところだけだったけれど」 「注文したのはこちらのサンダーバード2号風ビスマルクピザ。緑のはほうれん草。バジルではない」 「こんなにバジル乗せたら、香りがきつすぎますよ」 「でも2号に乗っているのは、バジルだろ!!」 「バージルさんです」 「お土産にもらえるコースターも迷わず2号をチョイス」 「ところで、双司君ってそんなにサンダーバード好きでしたっけ? 今まであまり話題にしているの見たことがないんですけれど」 「話題にしていないだけで結構好きよ。サンダーバードカフェもいつか行きたいと思っていたし。しかも、追い打ちをかけるように第10回MMD杯でこんな動画を見つけてしまって」 【ニコニコ動画】【第10回MMD杯本選】サンダーバードごっこ 「酷いサムネイル……」 「中身は面白いよ。選考委員の いまもえちゃんも推薦! 」

何でも!

『よつばと! 12』を読んだ。 今回のメインイベントはキャンプ。キャンプと言えばカレーやBBQ。今回もみんな美味しそうに食べていて、うらやましい。今、見返したら 11巻の感想 でも同じようなことを書いていた。ハングリー精神に溢れているのか、俺。 そう言えば、焼きマシュマロは食べたことがない。美味しいと聞くけれど、いかほどのものなんだろうか? 先日、ちょうど他の人からもお薦めされたところなので、ますます気になる。ガスコンロでも焼けるんだろうか? と、『よつばと!』を読んでいると、好奇心が湧いてくる。よつばから分けて貰っている気分。

撃つ美しさ咲く

「『連射王〈下〉』を読んだよ。 〈上〉 を読んでから、約半月。いいインターバルだった」 「面白かったですか?」 「うん、ゲームにのめり込む感覚を久し振りに思い出した。欲を言えば、ラストのさらにその先を見たかったけれど、あとがきを読んで納得。これはこれで美しい」 「久し振りなんて言っていますけれど、最近はまたモンハン熱が上がってますね。 Twilogで#MH3Gを検索 すると、 2月18日 に、 9月23日 以来のツイートがあったらと思ったら、そこから連日のように」 「久し振りに友達と遊べるのが楽しみで、それまでに装備をな」 「力の入れようが、普段のローテンションからは想像できません」 「考えてみると、『連射王』の竹さんとは違う形でみんなで遊び続けられるようにしていたいのかも。整えた装備、サポート用の麻痺属性スラッシュアックス・ギガゲイルアズライトだし」 「双司君、討伐速度を上げてクエストを沢山こなそうとはあんまりしないですよね」 「作業的に討伐して報酬だけに一喜一憂するより、楽しくゲームできた方がいいなぁって。そういう意味では〈本気〉ではないよなぁ、と」

銃把の端

『バッカーノ! 1931-Winter』を読んだ。 『1935-B』のあとがきにあった『外伝』。DVDの特典小説の文庫版という点で、『1932-Summer』と同じ。 あとがきで『1935-C』に向けて登場させておきたいと書かれていたのはこのキャラクタか、と思いながら読み進めた。 不死者に目立った活躍がないせいか、ジャグジーたちのやかましさのせいか、女盗賊団バニッシュ・バニーの雰囲気のせいか、剣呑な雰囲気は影を潜めていて、終始コミカルな雰囲気。番外編ということもあって、肩の力を抜いて楽しめた。 クレアがちらっと出てきたのが嬉しい。『1935-C』では暴れて欲しいなぁ。そして、ネイダーはどうなることやら?

アジャイルの矢射る

『アジャイル開発とスクラム』を読んだ。 この本のメインターゲットである「ユーザ企業の経営者・情報システム部門の方、さらにベンダー企業のマネージャーの方」へ、アジャイル開発やスクラムがどう説明されているかが気になって手に取ってみた。 この本は、次の3部から構成されている。特に第1部と第2部がメインターゲットを強く意識しているように見える。第1部ではアジャイル開発とスクラムについて、ビジネス上のメリットを提示した上で、導入にあたっての不安材料を先回りする形で解消している。続く第2部では国内の事例(リクルート、楽天、富士通)を紹介している。最後の第3部はアカデミック寄りの内容。スクラムの原点となる論文について改めて振り返ったり、知識創造モデルSECIとの関係について論じたりしている。 アジャイル開発とは何か、スクラムとは何か アジャイル開発とスクラムを実践する アジャイル開発とスクラムを考える 当初の目的に照らせば、第1部・第2部を分析的に読むべきなのに、振り返ると、第3部を一番面白く読んでいた。第1部については既知の内容が多かった(まとまっているだけで十分有用だけれど)。第2部については、前から自覚している通り事例にあまり関心がない。というわけで、第3部くらいの知らなさが、ちょうど良かったのだと思う。 一方で、自分の目の前に状況に影響を与えるには、第1部・第2部の内容の方がよほど有効なわけで、これはこれで説得材料として使えていけたらいいな、と思う。特に、短いサイクルでフィードバックを直接受け取れるようにしていきたい。UT、リファクタリング、TDD、CIとアジャイルに不可欠な要素はそろいつつあるのに、肝心要の部分が抜けている。 どう伝えていこう。いきなり将を射抜けるか。それとも馬からか。

ちゃん屋

「『ONE PIECE 69』を読んだよ」 「パンクハザード編が大詰めですね」 「今回は剣士勢が目立った」 「麦わらの一味にはゾロさんにブルックさん。そこに合流した錦えもんさん。海軍にはたしぎちゃんもいらっしゃいますね」 「何かたしぎってちゃん付けしたくなるよね」 「大佐ちゃんって呼ばれているくらいですしね」 「そうそうトラファルガー・ローも刀を持っているよね。この巻ではコイツが一番格好良かった」 「ローさんは何を狙っているんでしょうね」 「ね。2年前ではルフィー助けたり、今度は同盟組んだり。この巻で触れられてはいるけれど、具体的には分からない」 「先が気になるところですね」 「パンクハザード編に限った話でいうと、モチャが助かるかも気になるところ。助かって欲しいなぁ」 「きっと助かりますよ、いい子ですから」 「少年マンガの世界ではそうあって欲しいよね」

救えるSQL

『SQLアンチパターン』を読んだ。 タイトルから想像した範囲より、ずっと手広く扱っている。SQLと聞いて真っ先に思い浮かべたSELECT文に限らず、テーブルの論理/物理設計も扱っている。前者がDML (Data Manipulation Language)、後者がDDL (Data Definition Language) なので、SQLには違いない。 データベースを直接は触らなくても、「IV部 アプリケーション開発のアンチパターン」が立つと思う。「21章 シュードキー・ニートフリーク(疑似キー潔癖症)」と「24章 マジックビーンズ(魔法の豆)」が印象的だった。シュードキー・ニートフリークは、このアンチパターンを主張する人とのコミュニケーションに使いたい。折れて痛い思いをしたことがあるので。マジックビーンズは自分が陥りがち。実際、本書に書いてある通りドメインモデル貧血症を引き起こしている。 この2つに限らず、どのアンチパターンも、避けるべき理由と許容できるシチュエーション、それから複数の代替案がセットになるのでとても実践的。自分としては、理論としては理解していたことをもっと実践していこう、と後押しされた気分。データベース(もう少し正確にいうと、関係モデル)をアカデミックに学習してアプリケーション開発は独学したせいだと思う。 繰り返し開くことになる予感がする。

アサシンゆめみし

「『暗殺教室3』を読んだよ」 「さっそくですねー」 「 昨日 話題にしていたカバーへのこだわりが、カバー裏に!!」 「かなりこだわって調整されたみたいですね、この色」 「この表紙もそうだけど、赤系の色はJPEGだと汚くなりがち。Amazonの書影もしかり。実物の方が魅力的」 「また中身に触れてない……」 「自律指向型固定砲台がかわいい。デジタルサイネージの新たな可能性を垣間見た!!」 「見なくていいです」 「しかもタッチパネルらしいよ」 「触らないで下さい。指紋が付きます」

アサシン審査

「『暗殺教室』の1、2巻を読んだよ。本屋で見かけたら、 ニコニコ静画 の試し読みが面白かったのを思い出して、衝動買いしてしまった」 「表紙、目立ちますしね」 「うん。遠目からでもよく分かる」 「そう言えば、明日発売の 3巻 の表紙はこれまで以上に派手ですよ」 「本当だ、ドピンクだ」 「かわいいですね」 「かわいい……のか? ところで、今まで疑問に思ったことなかったんだけれど、コミックスの単行本って何でこのサイズなんだろうね? ジャンプやiPadと比べちゃって、単行本がやけに小さく見える」 「うーん、どうしてでしょうね? 価格と紙質の兼ね合いでしょうか?」 「その点、電子書籍はサイズ大きくしても、そんなにコスト増えないだろうから有利だろうなぁ」 「カラー原稿もそうですよね」 「うん。でも、今のところ発売が遅いんだよね。ニコニコ静画もKindleも1巻しか出ていない。これは辛い」 「紙版が初回限定版みたいなものでしょうか。電子版の方が安いですし」 「そうなっていくかもね。今はまだ紙が基準だけれど」 「ところで、中身の話を全然していませんね」 「3巻を読んでから、振り返りがてらにしよう」

奏したり、踊ったり

「ついにハンターランクが100になりました」 「コング――」 「そして、最終港クエスト『大いに凱歌を奏したり』への挑戦権を獲得。そのままの勢いでクリアしました」 「コングラッチュレイション!! って、展開速いな、おい」 「運良く初見クリアできましたので」 「今回、オトモの攻撃もモンスターの同士討ちも威力高いしね」 「これでガンランスだけで村クエストと港クエストをコンプリートです」 「ガンランス一筋!! ところで闘技大会はどうなったん? ラギアクルスを笛で倒せないってところだったような」 「笛と次のスラッシュアックスでは討伐できたんですけれど、今度はヘビィボウガンで詰まって」 「ガンナーで水中戦か、難しいよね」 「ガンランスが使えないのがネックです」 「闘技大会だからなぁ」 「ガンランスが使えないなんて、クエストにあらず!! というわけでこれでコンプリートしたと思うことにします」 「いやいやいや」