『ロボット兵士の戦争』を読んだ。
『戦争請負会社』(感想)、『子ども兵の戦争』(感想)と同じ著者の作品。
本書のテーマは、ロボットの戦争への参加が社会に与える影響。
戦争に参加しているロボットそのものではない。
前線に立つのはロボットだけ、という戦いは戦争と呼べるのだろうか。
両陣営がそうならそれはそれで戦争なのかもしれないけれど、ロボット対歩兵という戦いではどうだろうか。
森博嗣の小説『スカイ・クロラ』シリーズでは、戦争は戦闘法人によるゲームのようなものになっている。
参加するのは、一部の人間(キルドレ)だけが乗る戦闘機だけだ。
ここでいう戦争とは平和を実感させるためのショーで、戦闘機に人間が乗っているのはそうでないと戦争として成立しないからだというような記述があったように記憶している。
現実はどう進んでいくんだろうか。
本書では、無人化が進めば人的被害を心配しなくてよくなるので、かえって気軽に戦争が起こるようになるかもしれないと言っている。
一方で、人間が戦争から離れることへの根強い抵抗が、急速に無人化が進む可能性を下げている。
個人的にはいつかは無人化するんだろうな、と思っている。
その方が効率的だからだ。
『戦争請負会社』(感想)、『子ども兵の戦争』(感想)と同じ著者の作品。
本書のテーマは、ロボットの戦争への参加が社会に与える影響。
戦争に参加しているロボットそのものではない。
前線に立つのはロボットだけ、という戦いは戦争と呼べるのだろうか。
両陣営がそうならそれはそれで戦争なのかもしれないけれど、ロボット対歩兵という戦いではどうだろうか。
森博嗣の小説『スカイ・クロラ』シリーズでは、戦争は戦闘法人によるゲームのようなものになっている。
参加するのは、一部の人間(キルドレ)だけが乗る戦闘機だけだ。
ここでいう戦争とは平和を実感させるためのショーで、戦闘機に人間が乗っているのはそうでないと戦争として成立しないからだというような記述があったように記憶している。
現実はどう進んでいくんだろうか。
本書では、無人化が進めば人的被害を心配しなくてよくなるので、かえって気軽に戦争が起こるようになるかもしれないと言っている。
一方で、人間が戦争から離れることへの根強い抵抗が、急速に無人化が進む可能性を下げている。
個人的にはいつかは無人化するんだろうな、と思っている。
その方が効率的だからだ。