『ウィンキー』を読んだ。
主人公ウィンキーがFBIに爆弾魔と間違えられる。
これだけならサスペンスものにありそうな設定だ。
しかし、本書の主人公ウィンキーはテディベアである。
設定のあまりのシュールさに、読んでみることにした。
しかし、読んでみると、あらすじのシュールさとは裏腹に、むしろ、静かで悲しい。
シュールなのは、ウィンキーを有罪にしようとするFBIであり判事であり、彼らの発表を鵜呑みにする大衆だ。
設定と文体とでベクトルが異なるせいか、とらえどころのない小説だった。
丁寧に読み解くことが必要な物語だと思う。
ところどころに挿入されるウィンキー(表紙のぬいぐるみ。これでもテディベアらしい)の写真がかわいい。
主人公ウィンキーがFBIに爆弾魔と間違えられる。
これだけならサスペンスものにありそうな設定だ。
しかし、本書の主人公ウィンキーはテディベアである。
設定のあまりのシュールさに、読んでみることにした。
しかし、読んでみると、あらすじのシュールさとは裏腹に、むしろ、静かで悲しい。
シュールなのは、ウィンキーを有罪にしようとするFBIであり判事であり、彼らの発表を鵜呑みにする大衆だ。
設定と文体とでベクトルが異なるせいか、とらえどころのない小説だった。
丁寧に読み解くことが必要な物語だと思う。
ところどころに挿入されるウィンキー(表紙のぬいぐるみ。これでもテディベアらしい)の写真がかわいい。