『竜のグリオールに絵を描いた男』を読んだ。
タイトルに惹かれて読み始めたら短篇集で、冒頭に表題作が配置されていたので、2篇目以降は何の考えもなしに読むことになった。以前はそれが当たり前だったのに、Twitterなどからプッシュされてくる前情報にすっかり慣されてしまったらしい。困惑しつつ読み進めることになった。
ただ、少なくとも本作の場合、事前知識があったとしてもきっと困惑しただろうな、と思う。どの作品も自分の知る物語の型に当てはまらない。それなのに、吸い寄せられるように読み進めてしまった。グリオールの影響かも知れない。
ちなみにこの本に収録されているのは4篇だけれど、あとがきによると〈竜のグリオール〉シリーズは7篇あるとのこと。この4篇だけで終わった感じはしなかったけれど、実は続く感じもしなかった。いったいどんな話が残っているんだろう。
タイトルに惹かれて読み始めたら短篇集で、冒頭に表題作が配置されていたので、2篇目以降は何の考えもなしに読むことになった。以前はそれが当たり前だったのに、Twitterなどからプッシュされてくる前情報にすっかり慣されてしまったらしい。困惑しつつ読み進めることになった。
ただ、少なくとも本作の場合、事前知識があったとしてもきっと困惑しただろうな、と思う。どの作品も自分の知る物語の型に当てはまらない。それなのに、吸い寄せられるように読み進めてしまった。グリオールの影響かも知れない。
ちなみにこの本に収録されているのは4篇だけれど、あとがきによると〈竜のグリオール〉シリーズは7篇あるとのこと。この4篇だけで終わった感じはしなかったけれど、実は続く感じもしなかった。いったいどんな話が残っているんだろう。