AFX (Aphex Twinの別名義) の"orphaned deejay selek 2006-2008"を聴いている。 本作は "Syro" の次の次のアルバム (次のアルバム"Computer Controlled Acoustic Instruments pt2 EP"は、視聴したところ自分には難しかったので購入には至っていない)。 今年2015年に発売されたけれど"2006-2008"とあるので、制作はその時期だろうか (そう言えばTrickfinger (John Fruscianteの別名義) "Trickfinger" も同時期に制作されていた発売は今年だ。しかもジャンルも多分同じアシッド・ハウスで、 インタビュー でも言言及している。偶然だとしたら面白い)。 再生すると変な音がループする。"Syro"より無機質な音色。どんな機材をどう使ってこういう音を出しているか Columns AFX──『サイロ』から3作目の正直 - 対談:佐々木渉 × 野田努 | ele-king で話題になっていて面白い (一個も分からないけれど)。 単調と言えば単調なんだけれど単調が故に、心を空っぽにできるというか無心になれるというか、そういう類いの心地よさがある。ところどろ (6曲目の"midi pipe1c sds3time cube/klonedrm"とか) に遊び心みたいなものも感じられるのも、楽しい。