『傾物語』を読んだ。
本書は、『化物語』、『傷物語』、『偽物語』、『猫物語』に続く、〈物語〉シリーズ第5作(通算8冊目)。
収録されているのが『まよいキョンシー』なので、八九寺真宵のフィーチャを期待していたけれど、そうではなかった。
冒頭のとある人物の描写といい、忍野忍との遣り取りの多さといい、続刊への伏線に見える箇所が目立つ。
それを抜きにしても、個人的にはちょっと話が大き過ぎた嫌いがある。
でも、だからこそ、これから〈戯言〉シリーズみたいにどんどんエスカレートしていくのか、それとも今回はある種のインタールードで、ひたぎや翼のように勝手に救われる話に戻るのかが気になりもする。
次は、『花物語』。
収録されているのは、『するがデビル』。
果たして、駿河の出番はどれくらいあるのだろうか。
本書は、『化物語』、『傷物語』、『偽物語』、『猫物語』に続く、〈物語〉シリーズ第5作(通算8冊目)。
収録されているのが『まよいキョンシー』なので、八九寺真宵のフィーチャを期待していたけれど、そうではなかった。
冒頭のとある人物の描写といい、忍野忍との遣り取りの多さといい、続刊への伏線に見える箇所が目立つ。
それを抜きにしても、個人的にはちょっと話が大き過ぎた嫌いがある。
でも、だからこそ、これから〈戯言〉シリーズみたいにどんどんエスカレートしていくのか、それとも今回はある種のインタールードで、ひたぎや翼のように勝手に救われる話に戻るのかが気になりもする。
次は、『花物語』。
収録されているのは、『するがデビル』。
果たして、駿河の出番はどれくらいあるのだろうか。