『ウソを見破る統計学』を読んだ。
本書は、統計学に関する基本的な考え方を紹介している。
3部構成になっていて、第1部・第2部が基本的な内容で、第3部が応用的な内容。
索引を含め、250ページにも満たないけれど、網羅的。
あくまで考え方を示しているだけなので、分かりやすさを重視してあまり数式は出てこないし、各種手法を適用するのは難しい。
第1部・第2部は、平均値や中央値などに始まって、回帰分析・検定まで。
正規性を仮定できない場合も含めて、平均値の差の検定のフローを書いてくれているのがありがたい。
自分が読んだ入門書の類はだいたいここまでの内容で終わっている。
第3部は、待ち行列理論、対数正規分布、ベキ分布、極値統計、グラフ理論を扱っている。
逆にこちらは、それぞれ一冊の専門書になっていることが多い。
ただ、極値統計だけは別。興味があって色々調べたことがあるけれど、そもそも日本語の情報がほとんどない。
少なくとも日本語でこんなに平易に解説しているのは本書くらいだと思う。
導入としては十分。あとは、適用までのハードルをどう越えるか。
本書は、統計学に関する基本的な考え方を紹介している。
3部構成になっていて、第1部・第2部が基本的な内容で、第3部が応用的な内容。
索引を含め、250ページにも満たないけれど、網羅的。
あくまで考え方を示しているだけなので、分かりやすさを重視してあまり数式は出てこないし、各種手法を適用するのは難しい。
第1部・第2部は、平均値や中央値などに始まって、回帰分析・検定まで。
正規性を仮定できない場合も含めて、平均値の差の検定のフローを書いてくれているのがありがたい。
自分が読んだ入門書の類はだいたいここまでの内容で終わっている。
第3部は、待ち行列理論、対数正規分布、ベキ分布、極値統計、グラフ理論を扱っている。
逆にこちらは、それぞれ一冊の専門書になっていることが多い。
ただ、極値統計だけは別。興味があって色々調べたことがあるけれど、そもそも日本語の情報がほとんどない。
少なくとも日本語でこんなに平易に解説しているのは本書くらいだと思う。
導入としては十分。あとは、適用までのハードルをどう越えるか。