Sadsの "THE 7 DEADLY SINS” を聴いている。 本作は、Sads名義としては約7年振りとなる6枚目のスタジオアルバム。 ただ、フロントマンの清春以外はメンバ総入れ替え。 Deep Purpleのような例もあるので、これがSadsだというならそれでいいと思う。 メンバが変わっていれば、音も随分変わっている。 強いてSadsの過去作品と比較すれば、3rdアルバム "THE ROSE GOD GAVE ME" に近い。 近いと言っても、「強いて比較すれば」近いだけであって、随分と距離を感じる。 ヘヴィ・メタルになっているのは、初だと思う。 "THE ROSE GOD GAVE ME"は、ヘヴィだったけれど、メタルではなかった。 面白いな、と思ったのは、投げ遣りと言っていいくらいのあっけなさで終わること。 間奏・後奏は後を引かないし、1曲1曲も短いし、アルバム全体でも約40分しかない。 メタルは基本的に引っ張る印象があるので、すっぱり終わる本作が何だか新鮮。 長く聴けそう。