『のうだま―やる気の秘密』 を読んだ。 『ゆらぐ脳』 と同じ作者の人。 加えて、イラストレータも参加していてるので、随所に挿絵がある。 普段読んでいる小説ともマンガとも違うので、新鮮だった。 本書の主張を一言で表すと、「やる気は自然には湧いてこない」だと思う。 だから、やる気が出る環境・状態に持っていこうと言っている。 そのための20の秘密を、BERIの4つに分類して紹介している。 B: Body(カラダを動かす) E: Experience(いつもと違うことをする) R: Reward(ごほうびを与える) I: Ideomotor(なりきる) どれも、言われればなるほどと思うけれど、特にBを実行したいと思う。 カラダを動かすのは嫌いではないし、その効果も実感したことがある。 反対に、Rは、ごほうびがエスカレートしていかないか? と不安に思う。 ごほうびが目的化しそう。 人によって、やる気がBERIのどれに強く反応するか違うのだろう。 ごほうびがないとやってられないという人もいるだろうし。