『外注される戦争』を読んだ。
本書は、戦争の外注先――PMC (Private Military Company=民間軍事会社)を描いている。
戦争の外注先と言っても、現在のPMCのほとんどは戦闘を請け負わない(自衛目的の戦闘は除く)。
請け負うのは後方支援活動がほとんどだ。
とは言え、こんなところまで私企業が出てくること、つまり市場原理が働いていることに驚いた。
市場原理は自分が思っていたよりずっと強力なようだ。
そう言えば、正規軍およびPMCが相手取る反政府組織も、市場原理で(合理的に)動いている。
例えば、『子ども兵の戦争』によれば、こども兵を使う理由は損得勘定だ。
また、その目的もダイヤモンドなどの天然資源だったりする。
※天然資源が民主主義にもたらすリスクについては、『最底辺の10億人』が詳しい。
本書は、戦争の外注先――PMC (Private Military Company=民間軍事会社)を描いている。
戦争の外注先と言っても、現在のPMCのほとんどは戦闘を請け負わない(自衛目的の戦闘は除く)。
請け負うのは後方支援活動がほとんどだ。
とは言え、こんなところまで私企業が出てくること、つまり市場原理が働いていることに驚いた。
市場原理は自分が思っていたよりずっと強力なようだ。
そう言えば、正規軍およびPMCが相手取る反政府組織も、市場原理で(合理的に)動いている。
例えば、『子ども兵の戦争』によれば、こども兵を使う理由は損得勘定だ。
また、その目的もダイヤモンドなどの天然資源だったりする。
※天然資源が民主主義にもたらすリスクについては、『最底辺の10億人』が詳しい。