SF短篇集『プロジェクト:シャーロック』を読んでいる。読み終えていないけれど、この4編がお気に入り。それぞれ簡単に感想を。
「Shadow.net」は、『攻殻機動隊小説アンソロジー』から。これも『攻殻機動隊』を知らなくても楽しめると思う。これ、文章で書かれているのを読むとなんとなくフムフムと思って読むけれど、こういう状態になったらどんな風に感じるんだろう。想像を絶している。
「天駆せよ法勝寺」は仏教SF。連想するのは、『ブラックロッド』から始まる三部作とか、比較的最近だと『閃光のブッシャリオン』とか。これらと違って短編だけれど、勝るとも劣らない量の造語がぶち込まれていて、そのうえキャラも立っていて、物語としても美しい。と、冷静に振り返ると構成の巧さに気がつくけれど、読んでいる時は勢いにもまれてあっと言う間。文句なくおもしろかった。
- 上田早夕里「ルーシィ、月、星、太陽」
- 円城塔「Shadow.net」
- 八島游舷「天駆せよ法勝寺」(第9回創元SF短編賞受賞作)
「Shadow.net」は、『攻殻機動隊小説アンソロジー』から。これも『攻殻機動隊』を知らなくても楽しめると思う。これ、文章で書かれているのを読むとなんとなくフムフムと思って読むけれど、こういう状態になったらどんな風に感じるんだろう。想像を絶している。
「天駆せよ法勝寺」は仏教SF。連想するのは、『ブラックロッド』から始まる三部作とか、比較的最近だと『閃光のブッシャリオン』とか。これらと違って短編だけれど、勝るとも劣らない量の造語がぶち込まれていて、そのうえキャラも立っていて、物語としても美しい。と、冷静に振り返ると構成の巧さに気がつくけれど、読んでいる時は勢いにもまれてあっと言う間。文句なくおもしろかった。