『小説家という職業』を読んだ。
『自由をつくる自在に生きる』、『創るセンス 工作の思考』に続く、同時期に書かれた新書の3冊目。
内容が出版順に具体的になってきているように感じる。重心がWhatからHowに移動している。
そう言えば、著者は、自由をつくるために小説家という職業を選んだのだっけ。それで、自由になって工作をしている、という見方は単純化し過ぎだろうけれど、分かりやすい構図にはなる。ちなみに分かりやすさと正しさとは関係ない。
自分は書くことを好きだと自覚していて、実際こうしてブログを書いているるけれど、職業にしたいとは思っていない。それで良かったと思う。本書を楽しめた。本書を読む目的が、職業にするにはどうすればいいかということを知るためだったら、きっと面白くなかっただろうな、と思う。
文章を書くことを職業にしたいと思わない理由はいくつかあるけれど、一番強いのは自己満足に浸っていたいという欲求だと思う。職業にすると、他者の評価を考慮する必要があるけれど、自己満足にも浸れて、他者にも評価される文章を書けないから、前者を選んでいるのだろう。
職業は別にある。
『自由をつくる自在に生きる』、『創るセンス 工作の思考』に続く、同時期に書かれた新書の3冊目。
内容が出版順に具体的になってきているように感じる。重心がWhatからHowに移動している。
そう言えば、著者は、自由をつくるために小説家という職業を選んだのだっけ。それで、自由になって工作をしている、という見方は単純化し過ぎだろうけれど、分かりやすい構図にはなる。ちなみに分かりやすさと正しさとは関係ない。
自分は書くことを好きだと自覚していて、実際こうしてブログを書いているるけれど、職業にしたいとは思っていない。それで良かったと思う。本書を楽しめた。本書を読む目的が、職業にするにはどうすればいいかということを知るためだったら、きっと面白くなかっただろうな、と思う。
文章を書くことを職業にしたいと思わない理由はいくつかあるけれど、一番強いのは自己満足に浸っていたいという欲求だと思う。職業にすると、他者の評価を考慮する必要があるけれど、自己満足にも浸れて、他者にも評価される文章を書けないから、前者を選んでいるのだろう。
職業は別にある。