『Self-Reference ENGINE』を読んだ。
緻密なのか勢いだけなのか測りきれないところが、面白い。
舞上王太郎や清涼院流水と同じ雰囲気を感じる。
ところで、本書を読んでいて、ジャック・デリダの<差延>や<散種>を思い出した。
次の一文に、Différanceの言葉が出てくることから、知っていてそう書いているのだろうな、と思う。
自分の理解では、物事を区別するための差異は、差異を認識する以前には認識され得ないが、認識される以前の差異はどうやって現われているのか? を考えるために導入された造語。
もう一度読み返したくなってきた。
緻密なのか勢いだけなのか測りきれないところが、面白い。
舞上王太郎や清涼院流水と同じ雰囲気を感じる。
ところで、本書を読んでいて、ジャック・デリダの<差延>や<散種>を思い出した。
次の一文に、Différanceの言葉が出てくることから、知っていてそう書いているのだろうな、と思う。
最初期に設計された計算機、Difference Engine や Analytical Engine、そしてDifférance Engineの遙かな後継だ。Différanceは、日本語では<差延>と訳されている。
自分の理解では、物事を区別するための差異は、差異を認識する以前には認識され得ないが、認識される以前の差異はどうやって現われているのか? を考えるために導入された造語。
もう一度読み返したくなってきた。