『パイロットが空から学んだ一番大切なこと』を読んだ。
タイトルから訓話を想像していたのだけれど、中身はプロジェクトマネジメント一般に通じる話だ。
プロジェクトというと、自分はITプロジェクトを思い出す。
ITプロジェクトには、フライトと比べて、難しくなる要素がいくつかあると思う。
反対に、フライトにも難しい要素がたくさんある。
自分にとって苦しいのは、決断に使える時間が限られていること。
自分は決断力に乏しい。十分だと感じるまで情報を収集しがちだ。
フライトではそんな余裕はない。飛行機は、ものすごい速さで移動しているし、燃料も刻々と減り続ける。
もっとも、同書の冒頭にあったとおり、そんな厳しい決断に迫られるような事態に陥らないようにするのが、優れたマネージャなのだろうな、と思う。
タイトルから訓話を想像していたのだけれど、中身はプロジェクトマネジメント一般に通じる話だ。
プロジェクトというと、自分はITプロジェクトを思い出す。
ITプロジェクトには、フライトと比べて、難しくなる要素がいくつかあると思う。
- いつまでも続く: フライトは長くても十数時間だけれど、ITプロジェクトは何ヶ月にも及ぶ。
- 明日はどっちだ: フライトの目的は明確(無事に着陸する)だけれど、ITプロジェクトのゴールは誰も把握していない(ことがある)。
- ここはどこ: フライトには地図があって目的地まで残りどれくらいか測れるけれど、ITプロジェクトの本当の進捗は誰にも分からない。
反対に、フライトにも難しい要素がたくさんある。
自分にとって苦しいのは、決断に使える時間が限られていること。
自分は決断力に乏しい。十分だと感じるまで情報を収集しがちだ。
フライトではそんな余裕はない。飛行機は、ものすごい速さで移動しているし、燃料も刻々と減り続ける。
もっとも、同書の冒頭にあったとおり、そんな厳しい決断に迫られるような事態に陥らないようにするのが、優れたマネージャなのだろうな、と思う。