『組織パターン』を読んだ。
まず、『Team Geek』を読んだ時と、同じ思いが浮かんだ。コンパイラ相手の方が人間相手より気楽だ。
一方で、なんやかやあった現在では、当時よりは人間系の課題に対して興味が持てるようになっている。人間系の問題がネックになるし、少なくとも自分が扱っている範囲ではこちらの方が解決に時間がかかる。
人間系を扱っているというだけで『Team Geek』を引き合いに出したけれど、テーマは違う。『Team Geek』がチームのメンバ個人としての振る舞いにフォーカスしているの対して、『組織パターン』はチームに現れるロール(役割)にフォーカスしている。
新鮮だったのが、ロールの方がプロセスより安定しているという指摘。標準化というとプロセスが定番だけれど、確かに指摘通りプロセスはよく組み変えられる。そんな不安定なプロセスを頼りにしていると、混乱が治まらない(
そう言えばオブジェクト指向でも、安定しているものに依存するべきという〈安定依存の原則 Stable-dependencies principle (SDP)〉があったっけ)。
で、代わりにロールに着目してパターンをカタログ化したのが本書。どんなパターンがあるかざっと眺めたので、どっから取りかかるか考えないと。
まず、『Team Geek』を読んだ時と、同じ思いが浮かんだ。コンパイラ相手の方が人間相手より気楽だ。
一方で、なんやかやあった現在では、当時よりは人間系の課題に対して興味が持てるようになっている。人間系の問題がネックになるし、少なくとも自分が扱っている範囲ではこちらの方が解決に時間がかかる。
人間系を扱っているというだけで『Team Geek』を引き合いに出したけれど、テーマは違う。『Team Geek』がチームのメンバ個人としての振る舞いにフォーカスしているの対して、『組織パターン』はチームに現れるロール(役割)にフォーカスしている。
新鮮だったのが、ロールの方がプロセスより安定しているという指摘。標準化というとプロセスが定番だけれど、確かに指摘通りプロセスはよく組み変えられる。そんな不安定なプロセスを頼りにしていると、混乱が治まらない(
そう言えばオブジェクト指向でも、安定しているものに依存するべきという〈安定依存の原則 Stable-dependencies principle (SDP)〉があったっけ)。
で、代わりにロールに着目してパターンをカタログ化したのが本書。どんなパターンがあるかざっと眺めたので、どっから取りかかるか考えないと。