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Guru Unix - はじめてUNIXで仕事をする人が読む本

はじめてUNIXで仕事をする人が読む本 (アスキー書籍)『はじめてUNIXで仕事をする人が読む本』を読んだ。表紙の仙人はグルだろうか。

昔、ちょこっと触ったきりでもうずっと触っていなかったところに、Unix/LinuxにSSHでログインして操作する必要に迫られて。すっかりGUIに慣れきってしまっていて、教習所の外ではオートマしか運転していないのに、マニュアルを運転させられている気分。

カバーしている範囲は、浅く広い。次の三部構成になっていて、UNIXの基本コマンドからバージョン管理にソフトウェアライセンス、ネットワークプロトコルまでカバーしている。
  • 第1部 生活環境編
  • 第2部 プログラミング環境編
  • 第3部 ネットワーク技術編
自分にはUNIXの基礎が抜け落ちているので、第1部「生活環境編」が有用だった。ちょこっと触っていたときでさえ付け焼き刃だったので、こうしてまとまっているのを読むと、断片化していた経験が落ち着くところに落ち着く感覚がする。

内容はとても硬派だった。ちょっと低レイヤ過ぎやしないかと思ったくらい。3.2「限定された環境でのファイル編集」なんて、自分には使う機会がなさそう(だし、そうあって欲しい。コマンドを吹っ飛ばしてしまって、lsやcat、エディタが使えない状況になんて陥りたくない)。

とは言え、浅いことには違いないので、もう少し詳しく掘り下げたい。『Linuxシステム[実践]入門』を読んでみようかな。検索しては感想を読んでいたら、書籍購入:『はじめてUNIXで仕事をする人が読む本』 - 新・日々録 by TRASH BOX@Eelで薦められていた。でも、目次を見る限り、自分にはオーバースペックに見えて躊躇ってもいる。

第2部、第3部はUNIXに限った話ではないし、既知の内容が多かったし必要に迫られているわけではないので、斜め読み。でも、取っ掛かりを網羅したUNIX入門書 - L'eclat des jours(2014-03-23)を読むと、少し浅はかだったかな、と思う。

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