東京都写真美術館に行って『石元泰博写真展』と『138億光年 宇宙の旅』を見てきた。
『石元泰博写真展』のフライヤーに惹かれて行ってみたらちょうど『138億光年 宇宙の旅』が始まったところだったのでついうっかり。
『石元泰博写真展』
フライヤーに採用されているような幾何学的な構成の写真が多数見られて満足。とくに〈桂離宮〉がエレガント。2010年に写真集『石元泰博 桂離宮』が刊行されているのだけれど、まだ流通しているのかな?純粋に静物だけで構成されるとグラフィックデザインとの差が消えていくけれど、偶然ぴったり収った瞬間を捉えた写真は見ていてとても気持ちいい。中でも〈シカゴ 街〉1958-61年(リンク先中程)がお気に入り。吹き飛ばされる新聞だかチラシだかはきっと左奥に向かっているんだろう、と感じられる(事実はともかく)。
展示後半の造形写真シリーズまでいくと、写真でそんなことしなくてもと思ってしまうけれど、それは今の技術を知っているがゆえの後知恵かもしれないとも思う。コラージュのように写真を素材とした作品ではなく、写真作品として見なされるギリギリまで加工を突き詰めていっているのは現代の方だろうし。
そうそう団地写真(タイトル控え忘れ)もあって、(1) 大山顕 さん (@sohsai)を思い出したり。
こちらは写真撮影OK。記念に撮っていたのだけれど結局図録まで買ってしまった。 ご無沙汰しているのだけれど、エリデン熱が高まってきた。Beagle Point(Solからもっとも遠い星系)目指さないと。
『138億光年 宇宙の旅』
CMDR (ゲーム"Elite: Dangerous", 通称エリデン) にオススメ。特大サイズでプリントされたNASAや国立天文台が撮影した画像が目の前に広がるのは圧巻。キャプションの地球からの距離(光年単位)を見てジャンプ数換算するのはCMDRの嗜み。こちらは写真撮影OK。記念に撮っていたのだけれど結局図録まで買ってしまった。 ご無沙汰しているのだけれど、エリデン熱が高まってきた。Beagle Point(Solからもっとも遠い星系)目指さないと。