映画『ダークナイト・ライジング (原題 "The Dark Knight Rises")』を観てきた。
『バットマン・ビギンズ』、『ダークナイト』(感想)に続く三部作の完結作。
完結作として、最高だった。前作が衝撃だった分、期待すると同時に期待値を上げ過ぎていないか心配していたけれど、そんな心配は無用だった。
これまでの物語が絡み合って、最後に花開く。165分と長丁場だけれど、エンディングに向けて収束していく最後の数十分が、美しい。前作が予測不可能なスリリングさが全編を覆っていたのとは対照的に、今作は予測可能なカタルシスが用意されている。本当に完結作らしい。
思えば、それはヴィランにも現れている。ジョーカーは何をするか分からないし、トゥーフェイスはコインで行動を決めている。一方、ベインは"Plan (計画)"という言葉を繰り返し使い、周到にことを進めていく。
「次にこうくるだろう」と分かってしまうので面白くないという人もいるだろうけれど、前作とは位置付けも狙いも違うということがハッキリしたので、自分は良かったと思う。素敵なエンディングだった。
最後に、ボケに対して突っ込んでおく。下水道にワニの怪物って、『アメイジング・スパイダーマン』(感想)。
『バットマン・ビギンズ』、『ダークナイト』(感想)に続く三部作の完結作。
完結作として、最高だった。前作が衝撃だった分、期待すると同時に期待値を上げ過ぎていないか心配していたけれど、そんな心配は無用だった。
これまでの物語が絡み合って、最後に花開く。165分と長丁場だけれど、エンディングに向けて収束していく最後の数十分が、美しい。前作が予測不可能なスリリングさが全編を覆っていたのとは対照的に、今作は予測可能なカタルシスが用意されている。本当に完結作らしい。
思えば、それはヴィランにも現れている。ジョーカーは何をするか分からないし、トゥーフェイスはコインで行動を決めている。一方、ベインは"Plan (計画)"という言葉を繰り返し使い、周到にことを進めていく。
「次にこうくるだろう」と分かってしまうので面白くないという人もいるだろうけれど、前作とは位置付けも狙いも違うということがハッキリしたので、自分は良かったと思う。素敵なエンディングだった。
最後に、ボケに対して突っ込んでおく。下水道にワニの怪物って、『アメイジング・スパイダーマン』(感想)。